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スマホ証券を徹底比較!初心者におすすめの証券会社5社を紹介

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2023年12月14日

最近、「スマホ証券」が話題になっています。スマホ証券とは、スマートフォンでの取引に特化した新しい証券会社を指します。具体的に社名を挙げると、PayPay証券SMART+大和コネクト証券(旧CONNECT)です。

このコラムでは、最近話題になっている「スマホ証券」について、各社の特徴や手数料を徹底比較しています。スマホ証券を使って少額から投資をはじめようと考えている方は、どのスマホ証券にするか選ぶときの参考にしてみてください。

スマホ証券の特徴と手数料を徹底比較

スマホ証券の特徴をまとめると、下の表のようになります。

証券会社名
(公式サイトへ)
手数料(税込) 特徴 詳細
PayPay証券 基準価格の
0.5%~1%※2
(スプレッド)
最低1,000円から株が買える
・米国株と日本株の有名企業が対象
※PayPay証券側が選抜
・1株からIPOに申し込み可能

詳細

SMART+ 無料 100株単位での取引
・SOR取引を使ってお得に投資
・ユーザー同士の交流で情報収集ができる
・投資や経済を学べるコンテンツが充実

詳細

大和コネクト証券
(旧CONNECT)
単元未満株(ひな株)>
手数料無料
時価の0.5%のスプレッド※3

<単元株>
毎月10回分は手数料無料
11回目から約定代金の0.033%※4
1株から株が買える(ひな株)
毎月10回分売買手数料が無料(単元株)
NISAに対応

詳細

2024年2月現在)

※1 売買手数料の代わりに、基準価格に0.2%~1%のスプレッドが加算されます。
※2 立会時間中の9時~11時半、12時半~15時は0.5%、それ以外の時間帯は1.0%のスプレッドがかかります。
※3 時価(そのときの株価)に0.5%のスプレッドが加算されます。スプレッドについては大和コネクト証券(旧CONNECT)で詳しく紹介しています。
※4 約定代金が200万円以上となる場合は、一律660円(税込)です。
※5 取引金額によって月額の手数料が変わります。

手数料を比較

まずは手数料から見てきましょう。目をひくのは、SMART+大和コネクト証券です。SMART+と大和コネクト証券(ひな株)は売買手数料が無料となっています。また、大和コネクト証券(単元株)は、毎月10回まで手数料が無料になります。手数料を気にせずに投資できるのは、初心者にとってもうれしいサービスですね。

ただし、大和コネクト証券(ひな株)は手数料の代わりに“スプレッド”が購入金額にプラスされるので注意しましょう。たとえば、10,000円の株を買う場合は、その0.05%にあたる5円が上乗せされます。つまり、投資家は10,000円の株を10,005円で買うわけです。

このように、手数料だけで見れば、SMART+大和コネクト証券最も安いスマホ証券だと言えます。

最低限の投資金額

PayPay証券が1,000円なのに対し、大和コネクト証券1株(単元未満株)SMART+100株(1単元)となっています。

たとえば、トヨタ自動車(7203)の株を買う場合を考えましょう。PayPay証券は1,000円から投資できますが、大和コネクト証券では2,605円(2023年10月3日終値)、SMART+では260,500円が必要となります。

「ランチ代を投資に回したい!」のように1,000円程度の少額から投資をはじめようと考えている方は、PayPay証券のほうがいいかもしれません。

取り扱っている金融商品

証券会社によって、取り扱っている金融商品が異なります。PayPay証券では日本株のほか米国株への投資ができますが、そのほかのスマホ証券では日本株以外の取引ができません。「Amazonなど米国株を買いたい!」という方は、PayPay証券に口座開設するのがよさそうです。

NISAに対応しているかどうかも、証券会社を選ぶ際に大切なポイントとなります。今回ご紹介したスマホ証券では、大和コネクト証券がNISAに対応しています。少額から資産形成をはじめるのにぴったりです。

最後に、サービスの違いについてもご紹介しましょう。SMART+は、他のスマホ証券とは一味違ったサービスを提供しています。SMART+には銘柄ごとの掲示板やSNS連携機能が備わっており、ユーザーと交流しながら株式投資ができます。

スマホ証券にはそれぞれ特徴があります。ご自分の投資スタイルと照らし合わせて、ぴったりのスマホ証券を見つけてください。

スマホ証券でなくても少額取引が可能

タイトルのように、スマホ証券だけでなく従来のネット証券でも少額取引が可能です。ネット証券には「単元未満株制度」が用意されており、1株から株が買えます。この制度が使える主なネット証券を下の表にまとめました。

証券会社 売買手数料(税込) 詳細へ
買付 売却
S株
SBI証券
無料

詳細

ワン株
マネックス証券
無料 0.55%

詳細

プチ株
auカブコム証券
0.55%

詳細

2024年2月現在)

SBI証券では、単元未満株の売買手数料が完全無料となっています。他の証券会社だと買付や売却で手数料が発生するため、単元未満株取引を考えている方はSBI証券への口座開設がおすすめです。

SBI証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

まとめ

スマホ証券について、手数料と特徴を比べてみました。1,000円から気軽に投資したい場合はPayPay証券、NISAを使ってお得に投資したい方は大和コネクト証券投資家と交流しながら株式投資したい場合はSMART+のように、ご自分の投資スタイルに合ったスマホ証券を選ぶのがおすすめです。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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