【年末駆け込み】今年分の一般NISA枠はいつまで？新NISAに備えて旧NISA枠は使い切ろう！

2024年1月からはじまる新NISA制度への移行が目前に迫る中、現行NISAの枠をどう使い切ろうか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

現行NISAは、年間最大120万円の投資枠がありますが、この枠は2023年末で終了し、新しい制度に移行します。

そのため、一般NISA・積立NISA、お子様のジュニアNISAで投資をしている方は、今年のうちになるべく枠を使い切るのがおすすめです。ジュニアNISAは2023年12月で廃止になりますが、それまでに投資した分はお子様が18歳になるまで非課税でお得に運用できます。

今年（2023年）のNISA枠を使える最終日をチェックして、年末駆け込みをしましょう！

今年（2023年）の一般NISA・ジュニアNISA枠の最終取引日

（出典：楽天証券）

今年（2023年）の一般NISA・ジュニアNISA枠を使える取引最終日は、受渡日が2023年12月29日（金）になる日です。商品ごとに、取引最終日の目安をまとめましたので、参考にしてください。

※証券会社によっては異なる場合があるので、ご自身が使っている証券会社の最終取引日も確認してください。

2023年にNISA・ジュニアNISA口座の枠を使うには、基本的には受渡日が年内になる取引が対象です。投資信託は、商品によって受渡日が違うので、投資したい商品の受渡日を確認しておきましょう。

積立設定の場合も、受渡日が2023年12月29日（金）になる取引であれば、今年（2023年）のNISA枠で使い切れます。ご自分が利用している証券会社の積立設定ルールを確認のうえ、積立の設定をしましょう。

一般NISA・ジュニアNISAの枠を使い切ったと思っていても、もしかしたらまだ枠が残っているかもしれません。念のためチェックしておきましょう。

SBI証券で残りの枠をチェックする手順を紹介します。

NISA枠が36,000円、ジュニアNISA枠が110,000円しか残っていません。このように、これまでに枠の大部分を使ってしまい、個別株を購入できる枠がない方は、投資信託で残りを埋めておくといいでしょう。

低コスト・低リスクで運用できる、おすすめのインデックスファンドを3つ紹介するので、参考にしてください。

投資信託	概要
eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）	これひとつで、先進国から新興国まで全世界の株式に投資できるインデックスファンド。「投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year」では、5年連続で1位を獲得している。
eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）	代表的な米国株500銘柄で構成される「S&P500」の価格変動に連動して運用されるインデックスファンド。
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド	こちらも「S&P500」に連動するインデックスファンド。信託報酬が0.0938％と安く、低コストで運用できる。

インデックスファンドやこれら3つの投資信託については、グループサイト「やさしい投資信託のはじめ方」でも解説しています。詳しく知りたい方は、次の記事もご覧ください。

※すべてグループサイト「やさしい投資信託のはじめ方」のページに移ります。

今年（2023年）の一般NISA・ジュニアNISA枠を使える取引最終日は、受渡日が2023年12月29日（金）になる日です。商品によって取引最終日は異なるので、年末の駆け込みをしたい方は、スムーズに枠を使い切れるよう計画しておきましょう。