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米国株(アメリカ株)の今後(2024年7月)の見通しと6月の振り返り

最終更新日:2024年7月4日

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米国株市場の2024年6月の振り返りと、2024年7月の見通し、注目イベント、投資戦略についてご紹介します。

本記事のポイントは、次の3つです。

ポイント

  • ハイテク主導でナスダック総合とS&P500は連日で史上最高値を更新
  • サマーラリーを期待して底堅い展開が続く見込み
  • 高値波乱には注意

2024年6月の米国株市場を振り返り

6月の米国株式市場は「ダウ工業株30種平均」と「S&P500」、「ナスダック総合株価指数」の主要3指数が揃って値上がりしました。

<ハイテク主導で値上がり目立つナスダック総合(年初来)>ハイテク主導で値上がり目立つナスダック総合(年初来)

出典:TradingView

6月に発表された物価指標に加え、「米連邦公開市場委員会(FOMC)※1」を受けて、市場ではより積極的な利下げを見込む確率が高まっていることが、市場を下支えしている状況です。

※1 FOMC(エフオーエムシー)とは、米国の金融政策を決定する会合のことです。日本日銀金融政策決定会合にあたります。

先月に引き続きハイテク株が主導し、ナスダック総合やS&P500は連日で史上最高値を更新する展開となりましたが、月末にかけてハイテク銘柄は売りに押される場面も見られています。

月間ベースでは、ダウ平均が前月比1.0%高、S&P500は同3.4%高、ナスダック総合は5.1%高となりました。

S&P500セクター別の騰落率を見ると、「情報技術(IT)」や「一般消費財」の値上がりが目立った一方、「公益」や「素材」、「エネルギー」は値下がりしています。

6月最大の注目イベントであったFOMCでは、市場予想通り、政策金利は5.25%~5.5%に据え置かれたほか、四半期に1度の参加者による経済見通しが示されました。

3月時点では、FOMC参加者は2024年の利下げ回数を「3回(中央値)」と見込んでいましたが、6月には「1回」になっています。

<FOMC参加者の予想>FRBを基に筆者作成

出典:FRBを基に筆者作成

ただし、年内の利下げ回数を2回減らしましたが、2025年、2026年の利下げ回数を1回ずつ増やし、2026年末までに想定される利下げ回数は計9回となり、前回と変わりません

個人消費支出(PCE)物価指数は、前回の2.4%から2.6%へと引き上げられました。パウエルFRB議長は金融政策が「データ次第」という姿勢を堅持しています。しかしながら、FOMC前となる12日朝に発表された米消費者物価指数(CPI)が予想以上に減速したことを歓迎している状況です。

市場はFOMC参加者よりも強気の姿勢を示しています。米金利先物の値動きから金融政策を予想する「CME FedWatchツール」によると、6月29日時点における9月のFOMCで利下げを見込む確率は64.1%と、6月1日時点の54.7%から高まりました。

<FedWatch(2024年9月)>CME Groupより引用、6月29日時点

出典:CME Groupより引用(6月29日時点)

2024年末までに「2回」の利下げを見込む確率も43.4%と、1回の30.5%を上回っています。

2024年7月の米国株見通し

7月の米国株式市場は、良好な企業業績や米国経済を背景に引き続き底堅い展開が続く見込みです。

企業業績面では、7月中旬より2024年第2四半期決算シーズンに突入します。ファクトセットによると、S&P500構成銘柄の2024年第2四半期の1株あたり利益(EPS)※2は前年同期比8.8%増と、2022年第1四半期以来の高い伸びになる見込みです。

※2 EPSとは、「Earnings Per Share」の略で、企業の「収益力」と「成長力」を評価する際に使われる指標の一つで、1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。基本的に数値が高いほど企業の収益力は高いと見ることができます。

S&P500セクター別では、「コミュニケーションサービス(18.5%)」、「ヘルスケア(16.9%)」、「IT(16.1%)」、「エネルギー(14.7%)」が高いEPS成長率を示すと予想されています。

<S&P500セクター別のEPS成長率(2024年第2四半期)>ファクトセットより引用

出典:FactSet

通年で見ても、2024年に11.3%、2025年には14.4%の伸びが見込まれており、企業業績は堅調に推移する見込みです。セクター別では、「コミュニケーションサービス(21.0%)」や「IT(18.8%)」の伸びが高く、これらのセクターが今後も相場をけん引する展開になると見込まれます。

注目イベント、投資戦略

パウエル議長が「データ次第」との姿勢を堅持する中、利下げ動向を探る上で、物価や雇用指標に加えてFRB高官発言を注視しなければなりません。

9日にパウエル議長の発言を控えているほか、5日の雇用統計、11日の米消費者物価指数(CPI)、16日の小売売上高、26日のPCEなどの発表が予定されています。31日にはFOMC終了後に政策金利が発表されますが、現行の政策金利で据えおくと予想されている状況です。

11月の米大統領選まで4か月ほどになりました。1928年からこれまでの大統領選サイクル4年目のS&P500は、7.5%の平均リターンと75%の勝率を誇ります。さらに、6~8月は「サマーラリー※3」により、最も高い株価パフォーマンスとなる期間です。

※3 サマーラリーとは、米国の株式市場において、夏場にかけて株価が値上がりしやすい現象を指します。

<S&P500月次パフォーマンス、勝率>ヤフーファイナンスより引用(出所はバンクオブアメリカ)

出典:Yahoo Finance

S&P500は史上最高値圏で推移する中、物価・雇用動向などを受けた高値波乱に注意する必要があります。ただし、企業業績と米国経済が堅調なほか、7月は下半期入り、第3四半期がスタートして株式市場への資金流入も見込まれ、総じて底堅い展開となりそうです。

米国株の手数料比較

米国株には、売買手数料と為替手数料の2種類のコストが発生します。証券会社ごとの手数料を比較するので、参考にしてください。

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2024年7月現在)

※1 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※2 10万米ドル未満は50銭、10万米ドル以上80万米ドル未満は25銭になります。
※3 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※4 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※5 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。

まとめ

6月の米国株式市場は、先月に引き続きハイテク株が主導し、ナスダック総合やS&P500が史上最高値を更新しました。S&P500セクター別の騰落率を見ると、先月と同じく「情報技術(IT)」の値上がりが目立ちます。

好調な要因として、市場での利下げ予想が高まっていることが挙げられます。また6月に発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことも好感されました。

7月の米国株式市場は、企業業績や米国経済が好調に推移していることから、引き続き底堅い展開が続く見込みです。セクター別では、「コミュニケーションサービス」や「IT」の伸びが期待されています。

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