松井証券が米国株(アメリカ株)サービスをスタート!手数料や取扱銘柄を紹介

担当・やさしい株のはじめ方編集部
最終更新日:2022年8月1日
松井証券は、米国株(アメリカ株)サービスを2022年2月から開始しています。
米国株投資が多くの投資家から注目を集めている中、大正7年創業で100年以上の歴史を持つ老舗である松井証券が、米国株サービスをどのように展開していくのか気になりますね。手数料や取扱銘柄を、ほかのネット証券と比較しながらご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
松井証券の米国株手数料は安い?
松井証券の米国株手数料は、ほかの証券会社に比べて高いのか安いのか、次の表で見ていきましょう。米国株投資には、米国株を取引する際に発生する「売買手数料」と、円→米ドルに外貨両替する際に発生する「為替手数料」の2つが必要なので、2種類の手数料を比較していきます。
証券会社 | 取引コスト | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
売買手数料(税込) | 為替手数料(非課税) | ||
DMM株 | 無料 | 25銭 | ![]() |
マネックス 証券 |
0.495% | 無料 | ![]() |
auカブコム証券 | 0.495% | 20銭 | ![]() |
松井証券 | 0.495% | 25銭 | ![]() |
楽天証券 | 0.495% | 25銭 | ![]() |
SBI証券 | 0.495% | 25銭 | ![]() |
PayPay証券 | 0.5%~0.7%※1 | 35銭 | ![]() |
SMBC 日興証券 |
0.2%+1.265%※2 | 50銭 | ![]() |
野村證券 | 2,389円~※3 | 25銭~50銭※4 | ![]() |
(2022年8月現在)
※1 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※2 現地手数料0.2%と、国内取次手数料1.265%の合計金額が発生します。
※3 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※4 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。
売買手数料が無料のDMM株や、為替手数料が無料のマネックス証券には及ばないものの、ネット証券2トップのSBI証券・楽天証券と同じ売買手数料・為替手数料なので、業界最低水準の安さです。また、約定代金が222円以下の場合は手数料が無料になります。
米国株の手数料については、「米国株(アメリカ株)の手数料は高い?売買手数料・為替手数料を比較」の記事でさらに詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
松井証券の米国株の取扱銘柄数は多い?
松井証券の米国株の取扱銘柄数は、400銘柄からスタートして、順次拡大されます。
個別銘柄は、GAFAMやテスラをはじめとする個人投資家に人気の高い銘柄が各種取り扱われます。米国ETFは、米国株式市場全体を投資対象とするVTIや、ナスダック100指数に連動した投資成果を目指すQQQなど、人気銘柄はひと通り取り扱われる予定です。
ほかの証券会社の取扱銘柄数も見ていきましょう。
証券会社 | 取扱銘柄数 | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
個別株 | 米国 ETF |
||
マネックス 証券 |
4,585 | 353 | ![]() |
SBI証券 | 5,583 | 342 | ![]() |
楽天証券 | 4,636 | 359 | ![]() |
DMM株 | 1,615 | 245 | ![]() |
auカブコム証券 | 1,324 | 208 | ![]() |
松井証券 | 346 | 54 | ![]() |
PayPay証券 | 151 | 26 | ![]() |
SMBC 日興証券 |
109 | 14 | ![]() |
野村證券 | 697 | 155 | ![]() |
(2022年8月現在)
このように、松井証券の合計400銘柄という数は、少し物足りないかもしれません。取扱数は順次拡大が予定されているので、今後の取扱数増加に期待しましょう。取扱数の多さにこだわるなら、マネックス証券、SBI証券、楽天証券がおすすめです。
松井証券は米国株のリアルタイム株価が無料!
松井証券は、米国株のリアルタイム株価が無料で閲覧できるのが強みです。
米国株のリアルタイム株価は、マネックス証券は月額550円(税込)、SBI証券と楽天証券は月額330円(税込)かかる有料サービスなので、松井証券なら口座開設するだけで利用できます。

(出典:松井証券)
また、松井証券は米国株のリアルタイム株価だけでなく、次の米国株サービスも展開する予定です。
- シンプルで情報がわかりやすい取引ツール
- 多角的な検索ができる銘柄検索ツール
- 夜間24時まで利用できる無料の専用ダイヤル「米国株サポート」
取引ツールは、シンプルでわかりやすい国内株の取引ツールと同じ仕様になるとのこと。銘柄検索ツールは、ブランド名や商品名によるキーワード検索や、テーマ検索など、興味関心に合わせた検索ができるようです。

(出典:松井証券)
ツールやサポートに定評のある、松井証券ならではのサービスが充実していくことが予想されますね。
【当サイト×松井証券】限定タイアップキャンペーン!
松井証券と当サイト限定のタイアップキャンペーンを実施しています。松井証券に口座開設すると、口座開設後の翌々月末までの期間、国内株の取引手数料が30,000円キャッシュバックされます。
松井証券で、「米国株だけでなく国内株も売買したい!」という方は、ぜひ口座開設してキャンペーンを利用してください。
まとめ
松井証券は、米国株の取扱数が400銘柄と物足りないものの、手数料は業界最低水準です。また、リアルタイム株価が無料で使えたり、夜間24時まで利用できる専用ダイヤルがあったり、サービス・サポートが充実しています。
米国株投資に使う証券会社選びに迷っている方は、「米国株(アメリカ株)・米国ETFを買える証券会社おすすめ4社を比較」も参考にしてください。
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この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部
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