年間10万円もお得!?証券会社のキャンペーンで、株の売買手数料を「0円」にする裏ワザ
最終更新日:2021年1月4日

株取引をすると、個人投資家は証券会社に「手数料」を支払います。…実は、この手数料がけっこうバカにできません。なぜなら、手数料は取引回数や取引額に応じてどんどん膨らんでいくからです。「取引に夢中で、気づいたら今月5,000円も手数料を払っていた…」なんて、よくある話です。株取引で、いくら儲かるかはやってみないとわかりませんが、コストは確実にかかるので、ムダなお金を払わないようにきっちり抑えておきましょう。私はデイトレーダーではありませんが、経済や企業、株式市場全体の状態に合わせて売買をしていると、いつの間にか取引回数は増えています。
このページでご紹介している裏ワザを実践していただくと、1年以上の売買手数料が無料になります( 2021年1月現在)。人によっては、かなりの金額を浮かすことができるでしょう。これから株式投資をはじめようと考えている方はもちろん、すでに投資をされている方にも役立つ内容なので、ぜひ実践してみてください。それでは、早速みていきましょう!
「最長13か月」の売買手数料が無料になります
株の売買手数料を長期間無料にする方法は、『各証券会社がおこなっている手数料無料キャンペーンを、期間がかぶらないように順番に使っていく』というものです。無料期間は決められていますので、「A社のキャンペーン期間中はA社で取引をおこない、期間が過ぎたらB社のキャンペーンを使って取引をする」というのを繰り返します。この方法を使うと、 2021年1月現在で「最長13か月間」の売買手数料が無料になります。このようなキャンペーンはほとんど“新規口座開設者”が対象ですので、まだキャンペーン対象の証券会社に口座開設していない方はチャンスです!

上の図は、岡三オンライン証券からはじまってDMM株で終わるスケジュールです。最長で13か月の手数料が無料になります。 例えば、2021年1月1日にスタートした場合、順調に行けば2022年1月末までが無料期間です。口座開設のタイミングで多少日程がズレたり、キャンペーンが突然終わることも考えられるので、「だいたい1年くらい手数料無料で取引できる」とイメージしておくと良いでしょう。
結局、どのくらいお得になるの?
では、この方法を使うことでいったいどのくらいコストダウンできるのでしょうか。下記は1か月におこなった取引の一例です。
■1か月の取引例
・松井証券で、1日100万円分の取引を、月10回おこなった場合
(1日の取引合計金額が100万円までの場合、売買手数料は1,000円〈税抜〉)
- 【キャンペーンなし】 月10回×1,000円=10,000円
- 【キャンペーンあり】 月10回×0円=0円!
★1か月になんと約10,000円も節約!
上記の取引例の場合では、年間10万円分以上の手数料が発生します。取引金額や取引回数は人それぞれですので、上記の取引例をご参考に、自分のケースで計算してみてください。
★証券会社の株売買手数料は、「ネット証券の手数料比較表」でまとめています。
手数料無料キャンペーンをおこなっている証券会社
手数料無料キャンペーンをおこなっている証券会社をまとめました。
手数料が無料となる対象は日本株の現物取引※で、購入と売却のどちらにも対応しているキャンペーンを集めました。手数料無料キャンペーンを細かく分けると、実際に手数料の支払いが一度も発生しない「①完全無料型」と、一度手数料を支払って、後から返金される「②キャッシュバック型」の2種類あります。キャッシュバック型は、手数料無料の金額に上限が設定されていたり、返金されるまでに時間がかかったりすることもあるのでご注意ください。
※現物取引とは、自身のお金を使って実際に株式などの有価証券を取引することを指します。一般的な株取引の方法だと思っていただければ問題ありません。他の取引方法としては、信用取引やオプション取引があります。
<現物取引の“購入”、“売却”のどちらにも対応しているキャンペーン・タイアップ企画(最長13か月)>
会社名 (公式サイトへ) |
手数料の詳細 | 無料期間 |
---|---|---|
岡三オンライン証券 |
全額 キャシュバック |
口座開設後、口座開設月から最大3か月間 |
DMM株 | 無料 | 口座開設手続き完了後、世帯主情報と内部者関連情報の入力が完了した日から1か月間 |
松井証券 |
30,000円分 キャシュバック |
口座開設後、翌月末まで20,000円、さらに翌月まで10,000円 |
岩井コスモ証券 | 全額 | 証券総合口座開設の翌々月末まで最大3か月間 |
立花証券 | 無料 | 証券口座開設完了日の翌営業日から3か月間(60営業日) |
当サイト限定のタイアップ企画があります!
当サイトとネット証券がタイアップして、当サイト経由で口座開設した人のみ対象の限定企画をご用意しています。それが、松井証券の最大 30,000円キャッシュバックです。口座開設日から翌月末まで最大20,000円、さらに翌月まで最大10,000円がキャッシュバックされます♪
キャンペーンは突然終わる可能性もあります
キャンペーンには申込期限が決められており、延長されずに終わってしまう場合があります。下記の手数料無料キャンペーンは、実際に終了したものです。終わる前に、早めに利用したいですね。
<終了したキャンペーン>
・SMBC日興証券 … 現物株の買付手数料を最大10万円キャッシュバック (2018年2月1日~3月30日)
・DMM株 … 現物株の取引手数料が約4か月無料 (2018年3月5日~4月3日)
ネット銀行を使うと、“無料”でかんたんに入金できます
株取引するには、あらかじめ証券口座にお金を入れておく必要があります。
口座を変えるたびに入金となると、手数料が心配になります。今回ご紹介している証券会社はすべて『ネット入金(リアルタイム入金)』に対応しており、入金手数料は無料です。この機能は、基本的に365日24時間、いつでもネット上で入金手続きができて、即時に証券口座へ反映されます。現在お使いの金融機関が、ネット入金に対応しているか確認してみてください。特にネット銀行『ジャパンネット銀行』はほとんどの証券会社に対応しているので、持っておくと便利です。
無料期間を活用して、自分に合った証券会社を見つけよう!
自分に合う証券会社を見つけるには、実際に口座を使ってみるのが一番です。そういう意味で、無料キャンペーン中は実際の取引や入出金をはじめ、企業分析、情報収集、ツールの使い勝手を知ることができます。株式投資のトライアル(お試し)期間として、さまざまな機能を使って相性を確かめてみましょう。

すべての無料期間が終わった後は、「手数料」の安い証券会社に注目
すべての無料期間が終わった後は、通常の売買手数料が適用されます。今後、長期にわたって発生するものなので、できるだけ手数料の安い証券会社を選びたいです。例えば、取引額20万円以下の手数料が無料になる「岡三オンライン証券」が個人的にはおすすめです。もう少し1回の取引額が大きくなりそうであれば、取引額50万円以下・100万円以下の手数料で業界最安値水準をほこる「SBIネオトレード証券」がおすすめです。
★ネット証券の手数料比較表を見る→
その他のお得なキャンペーン情報(当サイト限定あり)
その他に、現金やポイントなどさまざまなプレゼントキャンペーンをおこなっています。例えば、当サイト限定で、SBIネオトレード証券に口座開設をして取引10回以上おこなうと、私の著書『はじめての株1年生 ~新・儲かるしくみ損する理由がわかる本~(税抜1,500円)』)がプレゼントされます。その他のキャンペーン情報は「現金プレゼントキャンペーン一覧表」ですべてまとめていますので、ぜひご覧ください。
…いかがでしたか。同じ手数料無料キャンペーンを使うにしても、口座開設の時期をずらすだけで、こんなにもお得に株取引ができます。もし、ご友人やご家族でこれから株取引をはじめようとしている方がいたら、ぜひこの方法を教えてあげてください♪