年間10万円もお得!?証券会社のキャンペーンで、株の売買手数料を「0円」にする裏ワザ
最終更新日:2024年5月7日
株取引をすると、個人投資家は証券会社に「手数料」を支払います。…実は、この手数料がけっこうバカにできません。なぜなら、手数料は取引回数や取引額に応じてどんどん膨らんでいくからです。
「取引に夢中で、気づいたら今月5,000円も手数料を払っていた…」なんて、よくある話です。株取引で、いくら儲かるかはやってみないとわかりませんが、コストは確実にかかるので、ムダなお金を払わないようにきっちり抑えておきましょう。
私はデイトレーダーではありませんが、経済や企業、株式市場全体の状態に合わせて売買をしていると、いつの間にか取引回数は増えています。
このページでご紹介している裏ワザを実践していただくと、1年以上の売買手数料が無料になります(2024年12月現在)。人によっては、かなりの金額を浮かすことができるでしょう。
これから株式投資をはじめようと考えている方はもちろん、すでに投資をされている方にも役立つ内容なので、ぜひ実践してみてください。それでは、さっそくみていきましょう!
「最長13か月」の売買手数料が無料になります
株の売買手数料を長期間無料にする方法は、『各証券会社がおこなっている手数料無料キャンペーンを、期間がかぶらないように順番に使っていく』というものです。
無料期間は決められていますので、「A社のキャンペーン期間中はA社で取引をおこない、期間が過ぎたらB社のキャンペーンを使って取引をする」というのを繰り返します。
この方法を使うと、2024年12月現在で「最長13か月間」の売買手数料が無料になります。このようなキャンペーンはほとんど“新規口座開設者”が対象ですので、まだキャンペーン対象の証券会社に口座開設していない方はチャンスです!
上の図は、岡三オンラインからはじまってDMM株で終わるスケジュールです。最長で13か月の手数料が無料になります。 例えば、2022年4月1日にスタートした場合、順調に行けば2023年4月末までが無料期間です。
口座開設のタイミングで多少日程がズレたり、キャンペーンが突然終わることも考えられるので、「だいたい1年くらい手数料無料で取引できる」とイメージしておくと良いでしょう。
結局、どのくらいお得になるの?
では、この方法を使うことでいったいどのくらいコストダウンできるのでしょうか。下記は1か月におこなった取引の一例です。
1か月の取引例
松井証券で、1日100万円分の取引を、月10回おこなった場合
※1日の取引合計金額が100万円までの場合、売買手数料は1,100円〈税込〉
- 【キャンペーンなし】 月10回×1,100円=11,000円
- 【キャンペーンあり】 月10回×0円=0円!
1か月になんと約11,000円も節約!
上記の取引例の場合では、年間10万円分以上の手数料が発生します。取引金額や取引回数は人それぞれですので、上記の取引例をご参考に、自分のケースで計算してみてください。
証券会社の株売買手数料は、「ネット証券の手数料比較表」でまとめています。
手数料無料キャンペーンをおこなっている証券会社
手数料無料キャンペーンをおこなっている証券会社をまとめました。手数料が無料となる対象は日本株の現物取引※で、購入と売却のどちらにも対応しているキャンペーンを集めました。
※現物取引とは、自身のお金を使って実際に株式などの有価証券を取引することを指します。一般的な株取引の方法だと思っていただければ問題ありません。他の取引方法としては、信用取引やオプション取引があります。
手数料無料キャンペーンを細かく分けると、実際に手数料の支払いが一度も発生しない「①完全無料型」と、一度手数料を支払って、後から返金される「②キャッシュバック型」の2種類あります。キャッシュバック型は、手数料無料の金額に上限が設定されていたり、返金されるまでに時間がかかったりすることもあるのでご注意ください。
証券会社 (公式サイトへ) |
手数料の詳細 | 無料期間 |
---|---|---|
岡三オンライン | 全額 キャシュバック |
口座開設後、口座開設月から最大3か月間 |
DMM株 | 無料 | 口座開設手続き完了後、世帯主情報と内部者関連情報の入力が完了した日から1か月間 |
立花証券 | 無料 | 証券口座開設完了日の翌営業日から3か月間(60営業日) |
SBI証券と楽天証券は約定金額にかかわらず完全無料
SBI証券と楽天証券は、約定金額にかかわらず国内株式の売買手数料が完全無料です。ただし、手数料完全無料の恩恵を受けるためには、条件を満たさなければいけません。それぞれどのような条件を満たす必要があるのか、解説していきますね。
証券会社 (公式サイトへ) |
売買手数料が完全無料となる条件 |
---|---|
SBI証券 | 下記①~③の取引報告書や各種交付書面の受取方法をすべて「電子交付」に切り替えることにより、国内株式の売買手数料が完全無料となります。 ①円貨建のお取引・米株信用取引の各種報告書 ②特定口座年間取引報告書 ③米株信用を除く外貨建取引の各種報告書 |
楽天証券 | 手数料コースを「ゼロコース」に変更することにより、国内株式の売買手数料が完全無料となります。 |
上の条件をクリアすれば、国内株式の売買手数料が無料になります。他の証券会社だと約定金額に応じた手数料が発生してしまうため、注意が必要です。これから株式投資をはじめようと考えている方は、SBI証券か楽天証券に口座開設しましょう。
どちらの証券会社にするか迷われる方は、SBI証券がおすすめです。当サイトからSBI証券に口座開設+振替すると、もれなく現金2,500円&オリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」がもらえます。株式投資をスタートされる方にぴったりの内容なので、ぜひこの機会に手に入れてください!
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
25歳以下は手数料が無料になる証券会社
25歳以下の方なら、次の証券会社が手数料無料なのでお得です。
証券会社 (公式サイトへ) |
手数料の詳細 |
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松井証券 | 国内株であれば、現物・信用・取引金額にかかわらず完全無料 |
岡三オンライン | 国内株・現物株限定で、取引金額にかかわらず、キャッシュバックにより実質無料 |
DMM株 | |
auカブコム証券 |
松井証券と岩井コスモ証券は、現物取引だけでなく信用取引も無料の対象です。また、岩井コスモ証券のみ、米国株の売買手数料も無料になります。
岡三オンライン、DMM株、auカブコム証券は、使った手数料が翌月キャッシュバックされて、実質無料になります。25歳以下の方にとっては、現物・信用問わず完全無料の松井証券がおすすめです。
ネット銀行を使うと、“無料”でかんたんに入金できます
株取引するには、あらかじめ証券口座にお金を入れておく必要があります。口座を変えるたびに入金となると、手数料が心配になります。今回ご紹介している証券会社はすべて『ネット入金(リアルタイム入金)』に対応しており、入金手数料は無料です。
この機能は、基本的に365日24時間、いつでもネット上で入金手続きができて、即時に証券口座へ反映されます。現在お使いの金融機関が、ネット入金に対応しているか確認してみてください。特にネット銀行『PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)』はほとんどの証券会社に対応しているので、持っておくと便利です。
無料期間を活用して、自分に合った証券会社を見つけよう!
自分に合う証券会社を見つけるには、実際に口座を使ってみるのが一番です。そういう意味で、無料キャンペーン中は実際の取引や入出金をはじめ、企業分析、情報収集、ツールの使い勝手を知ることができます。株式投資のトライアル(お試し)期間として、さまざまな機能を使って相性を確かめてみましょう。
すべての無料期間が終わった後は、通常の売買手数料が適用されます。今後長期に渡って発生するものなので、できるだけ手数料の安い証券会社を選んでおきましょう。
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