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単元未満株(ミニ株)は手数料負けする?8社の手数料・スプレッドを計算して比較

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日: 2023年9月5日

単元未満株(ミニ株)は、1株から株式投資をはじめられるので、投資初心者や資金がたくさん用意できない方におすすめです。

多くの証券会社が単元未満株(ミニ株)サービスを展開しており、取り扱っているネット証券は8社もあります(2023年9月現在)。SBI証券なら「S株」、マネックス証券なら「ワン株」など、それぞれ独自の名前が付いていてややこしいですよね。

また、単元未満株(ミニ株)の手数料は、証券会社によってまちまちで、買付手数料が無料であったり、手数料負けするほど高く設定されていたりします。そのため、取引する証券会社によっては、取引コストが想像以上に膨らんでしまうかもしれません。

そこで、単元未満株(ミニ株)のサービス・手数料を比較紹介します。おすすめの証券会社も紹介するので、証券会社選びに迷っている方は参考にしてください。

単元未満株(ミニ株)の手数料を計算して比較

単元未満株(ミニ株)を取引できるネット証券会社は、8社あります(2023年9月現在)。

単元未満株(ミニ株)の取引コストは、約定金額に対して売買手数料が発生する証券会社と、取引金額にあらかじめ取引コストが含まれている「スプレッド方式」の証券会社があります。どちらもほぼ同じなので、取引コストには2種類あるということだけ、覚えておく程度で大丈夫です。

それでは、各社の売買手数料・スプレッドを比較するので、参考にしてください。

売買手数料型の証券会社・サービス
証券会社 売買手数料(税込) 往復手数料例
(1万円の取引)
ネット証券
詳細情報へ
買付 売却
ワン株
マネックス証券
無料 0.55% 55円

詳細

S株
SBI証券
無料 0.55% 55円

詳細

プチ株
auカブコム証券
0.55% 55円

詳細

まめ株
野村證券
1.1%※2 550円

詳細

※1 期間固定Tポイントが200ポイントもらえるので、実質ほぼ無料です(自己負担20円のみ)。
※2 最低手数料金額は550円(税込)です。

スプレッド型の証券会社・サービス
証券会社 スプレッド(非課税) 往復スプレッド例
(1万円の取引)
ネット証券
詳細情報へ
買付 売却
日興フロッギー 無料 0.5% 50円

詳細

ひな株
大和コネクト証券
0.5% 50円

詳細

PayPay証券 0.5%~1.0%※4 50円~100円

詳細

※3 立会時間内に取引する場合は0.35%、立会時間外に取引する場合は1.0%のスプレッドが発生します。
※4 立会時間中の9時~11時半、12時半~15時は0.5%、それ以外の時間帯は1.0%のスプレッドがかかります。

手数料を比較すると、買付手数料が無料になるマネックス証券ワン株SBI証券S株日興フロッギー は、手数料が節約できます。

また、楽天証券のかぶミニは、売買手数料とスプレッドがどちらも発生します。

楽天証券のかぶミニの取引コスト
買付 売却 往復コスト例
(1万円の取引)
ネット証券
詳細情報へ
売買手数料 無料 11円/回
(税込)
55円

詳細

スプレッド
(非課税)
0.22%※5

※5 スプレッド計算後の価格に小数点がある場合、買い注文は切り上げ、売り注文は切り捨てして計算されます。

買付・売却いずれにもスプレッドが発生するものの、低コストで単元未満株を売買できます。

単元未満株(ミニ株)で手数料負けしないおすすめ証券会社

単元未満株(ミニ株)を取引できる8社の中でも、とくにおすすめの3社を紹介します。手数料負けしないのはもちろん、単元未満株(ミニ株)のサービスやキャンペーンが充実している証券会社を厳選したので、ぜひ参考にしてください。

S株(SBI証券)

S株

(出典:SBI証券

売買手数料
(税込)
買付 売却 売買手数料の例
(税込)
1万円 5万円
無料 0.55% 55円
(売却時のみ)
275円
(売却時のみ)
取扱商品 国内株・ETF・REIT(東証に上場する全銘柄)
その他特徴 ・4,000銘柄以上を取引できる
・NISA口座にも対応している
・スマホアプリでも取引できる
・「テーマキラー」でテーマ株の分散投資ができる

SBI証券のS株は、買付手数料が無料で取扱銘柄数が約4,000銘柄以上あり、株初心者がはじめて株を購入するサービスとしておすすめです。NISAでの取引に対応していたり、テーマ株投資に役立つ「テーマキラー!」というサービスがあったり、機能面も充実しています。

SBI証券と当サイト「やさしい株のはじめ方」は、限定タイアップ企画を実施中です。口座開設+入金をするだけで、現金2,500円+オリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」をプレゼントさせていただきます。

現金2,500円を使って、まずは1株からお試しで買ってみてはいかがでしょうか?

SBI証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

ワン株(マネックス証券)

ワン株

(出典:マネックス証券

売買手数料
(税込)
買付 売却 売買手数料の例
(税込)
1万円 5万円
無料 0.55% 55円 275円
取扱商品 国内株・ETF・REIT(東証に上場する全銘柄)
その他特徴 ・注文は成行注文(買付する株価は後場の始値)
・貸株として株を貸し出すことで、0.1%~0.5%の金利収入を得られる
・無料ツール「銘柄スカウター」でプロ並みの銘柄分析ができる
・SNS型投資アプリ「ferci」で投資家と交流できる

ワン株は、マネックス証券が運営する単元未満株(ミニ株)のサービスです。買付時の売買手数料が無料なので、低コストで取引ができます。

また、当サイトからマネックス証券に口座開設すると、限定タイアップ企画で、「マネックス銘柄スカウター完全攻略マニュアル」をプレゼントしています。初心者の方でも、マネックス証券のツール「銘柄スカウター」を使いこなして、かんたんに企業分析できるレポートです。ぜひレポートを受け取ってください♪

マネックス証券に口座開設

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かぶミニ(楽天証券)

かぶミニ

(出典:楽天証券

取引コスト 買付
手数料
売却
手数料
スプレッド 往復取引コスト例
(税込)
1万円 5万円
無料 11円/回 0.22% 55円 231円
取扱商品 国内株・ETF・REIT(東証に上場する全銘柄)
その他特徴 ・リアルタイム取引で取引タイミングが
・楽天ポイントを「1ポイント=1円」として取引に使える
・楽天銀行との連携でスムーズな資金管理ができる

楽天証券の「かぶミニ」は、立会時間中ならいつでも取引できる「リアルタイム取引」と、注文の約定タイミングが前場寄付のみの「寄付取引」に分かれているのが特徴です。

リアルタイム取引は、主要ネット証券唯一の機能で、市場が開いている立会時間(9時~11時30分、12時30分~15時)の間であれば、リアルタイムで取引できるので、タイミングを逃しません。

また、楽天ポイントを「1ポイント=1円」として取引に使えるので、貯まった楽天ポイントを有効活用できるのも魅力です。

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

まとめ

この記事では、単元未満株(ミニ株)を取り扱っている証券会社の手数料やサービスを紹介しました。手数料が割高な証券会社も多い中、手数料負けしにくい証券会社は、買付手数料が無料なSBI証券のS株、マネックス証券のワン株、楽天証券のかぶミニです。

単元未満株(ミニ株)は1株単位で取引でき、配当や株主優待(一部銘柄のみ)ももらえるので、なるべく手数料が安い証券会社を選んでお得に取引しましょう。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。当サイトを見て、少しでも“勉強になった”と思っていただければ幸いです。

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