FX(外国為替証拠金取引)

FXは為替手数料が激安 スワップ金利も

FXとは、『一定の証拠金(預かり金)を使って、外国のお金(ドルやユーロなど)を売買する取引です。為替差益やスワップ金利(国ごとの金利差)を狙っていく商品』を表します。レバレッジと呼ばれる“証拠金の倍率”を変更することにより、ハイリスクにもローリスクにも活用できる画期的な商品です。これまでに紹介した外貨預金外貨MMFと違う点は、「圧倒的な為替手数料の安さ、少額から投資できる税金がかからない(為替差益)」など外貨預金と比べて有利な点が多いのも特徴です。証券会社で購入できます。

■FXの特徴

  • 資金の何倍もの取引をすることもできます(レバレッジといいます)。
  • 投資先との金利差を受け取れます(スワップ〔金利〕といいます)
    外貨普通預金より高金利である場合が多い)
  • 購入時より円安になった場合、為替レートの動きで利益が得られます。
  • 1,000通貨から投資ができます。(レバレッジなしで、ドルなら11万円程度)
  • 通貨の売値と買値の差(スプレッド)が小さく、為替コストが安い。
  • 証券会社の資産とは分別管理しているので、倒産しても影響なしです。

■FXができる証券会社・FX会社を比較

通貨 外為どっとコム 楽天FX マネックスFX
米ドル/円 31円 31円 37円
0.003円 0.003円 0.002円
ユーロ/円 -14円 -18円 -9円
0.006円 0.011円 0.005円
豪ドル/円
(オーストラリア)
26円 32円 37円
0.007円 0.012円 0.005円
ポンド/円
(イギリス)
3円 3円 7円
0.011円 0.010円 0.013円
NZドル/円
(ニュージーランド)
36円 36円 38円
0.014円 0.039円 0.040円
南アランド/円
(南アフリカ)
10円 10円 13円
0.014円 0.039円 0.040円

(2017年9月8日現在)

※スワップポイントは日々変動します。最新の情報は各証券会社にてご確認ください。

※楽天FXは付与日数分「1」、マネックスFXは繰越受渡日数「1」の値です。

※スプレッドはキャンペーンを除く、1万通貨単位取引時の値です。

上段:スワップ金利(1万通貨、レバレッジなしで、1日あたりにもらえる金利)
    数字が大きい方がよい
下段:取引にかかる片道のスプレッド(為替手数料のようなもの)
    数字が小さい方がよい

ここで外貨預金との金利比較をしてみましょう。

例えば、外為どっとコムでは豪ドルの金利が1日当たり26円になっています。1年は365日ですから、1年間のスワップ金利は9,490円(=30円×365日)です。『1豪ドル=80円』として考えると、豪ドルを1万通貨買うのに必要な金額は、80万円(=80円×1万通貨)となります。(1,000通貨からでも買うことはできます)9,490円を80万円で割ると、約1.19%となります。

外貨預金では豪ドルの金利は0.50%となっていて、為替にかかる手数料は1通貨あたり0.45円です。これを見てもFXが有利なのは歴然です。

通貨 FX 外貨預金 外貨MMF
豪ドル/円
(オーストラリア)
1.19% 0.50% 1.01%
0.007円 0.45円 0.7円

上段:年間の金利に換算 下段:為替手数料 (2017年9月8日現在)
(FX:外為どっとコム 外貨預金:楽天銀行 外貨MMF:楽天証券 を参照)

■FXの購入イメージ

株を売買するのと同じように、証券会社やFX会社(参照:やさしいFXのはじめ方)を通して買うことができます。

FX購入イメージ

■FXが”外貨預金”や“外貨MMF”と違う点

スワップ金利を見ても、為替にかかるコストもFXがダントツにすぐれていることが、すぐにわかると思います。ただ、FXはレバレッジという機能があって、普通は「10万円持っていると、10万円分だけの取引しかできない」のですが、レバレッジを使うと、“100万円分”、“200万円分”とリスクの高い取引ができてしまいます。

儲かっているからと言って、調子に乗ってレバレッジを高くした取引をしてしまいそうな方にはおすすめできません。しかし、“レバレッジ1倍”を守れば、金利が高く、コストの安い外貨預金のような効果が得られるので、堅実に外貨投資をしたい方には、使い勝手がよい商品だと思います。