海外ETF
海外ETFとは、『海外の証券取引所に上場している投資信託』のことを表します(参照:ETFの解説)。ざっくり言えば、先ほど解説したETFの海外投資版ですので、“海外に投資をする投資信託よりもコストが安くすむ”のが大きな特徴です。
くり返し確認になりますが、一般的に、海外に上場している投資信託は【海外ETF】と呼ばれ、上場していない投資信託は【外国投資信託】と呼ばれています。
海外ETFは、海外の投資信託が証券取引所に上場しているので、株の売買と同じように証券会社を通して取引ができます。日本で購入できる海外ETFは2つに分けられ、米国ETFと中国ETFがあります。
米国ETFというのは『アメリカの証券取引所に上場している投資信託』という意味で、アメリカ以外のいろいろな国や株以外の資産にも投資ができます。『アメリカだけに投資できる』という意味ではないので勘違いに注意してください。
海外ETFの特徴
- 海外の株価指数(NYダウなど)に連動するインデックスETFに投資ができます。
- 金や商品などのETFにも投資ができます(金ETFや商品ETFなど)。
- 海外の会社を個別に選んで投資をするような手間が省けます。
- 5~10万円くらいから投資ができます。
- 海外のインデックスファンド(投資信託)より安い手数料で運用できます。
海外ETFを買える証券会社を比較
マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 | |
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海外ETF 取扱い本数 |
米国ETF:301本 中国ETF:30本 |
米国ETF:310本 中国ETF:29本 |
米国ETF:292本 中国ETF:29本 |
米国ETF 売買手数料 (税込) |
0~22ドル (0~約2,300円) |
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米国ETF 為替手数料 (片道1ドルあたり) |
0.25円 | ||
取引単位 | 買い注文:1口 | ||
売り注文:1口 | |||
取引(決済) 通貨の種類 |
米ドル 香港ドル |
(2021年2月2日現在、1ドル=104円で計算)
海外ETFの購入イメージ
株を売買するのと同じように、証券会社を通して株式市場から買うことができます。

海外ETFの種類
海外ETFの比較表で、「海外ETFにはどんな種類があるのか?それぞれの特徴は?」などを紹介しています!興味がわいた方はこちらのページをご覧になってください♪