外国債券
外国債券とは、外国の政府や企業が発行している債券、外貨建ての債券のことを言います。一般的に日本債券より利回りが高くなっています。債券自体の価格は変動しますが、満期まで保有すれば額面金額で交換することができます。ただし、その債券を発行したところが破たんしてしまうと、債券価値が“ゼロ”になってしまいますのでご注意ください。
外国債券の特徴
- 10万円ほどから買うことができる。
- 一般的に日本債券より利回りが高い。
- 満期まで保有すれば、額面金額で交換することができる。
- 債券を発行したところが破たんしてしまうと、債券価値が“ゼロ”になってしまう。
- 為替レートが影響する(投資対象の通貨に対して円安になるほど、利益が増える)。
外国債券と日本債券の違い
基本的に、違いは為替の影響があるかないかです。外国債券の売買は、ネット証券であれば基本的に無料でできます。ただ、その外国債券の売買通貨と交換するときに、為替手数料がかかります。
外国債券 | 日本債券 | |
---|---|---|
利回り | 高い | 低い |
為替 | 影響あり | 影響なし |
最低購入金額 | 10万円程度 | 数万円程度 |
売買手数料 | 無料 (為替手数料あり) |
無料 |
米国債の魅力
米国債とは、その名のとおりアメリカ合衆国が発行する債券のことです。外国債券の中でも人気が高く、次の3つの魅力があります。
米国債の魅力
- 信用力が高く、安全性に優れている
- 高利回りで、利益に期待できる
- 流動性が高く、売買や換金がしやすい
アメリカ合衆国は世界最大の経済大国であることから、アメリカ政府が発行する米国債は、世界中の投資家や組織から人気があります。アメリカそのものが破綻することは考えにくく、投資商品としての安全性は高いです。
また、米国債は高利回りなのも魅力。日米の10年国債利回りの推移を見ると、日本国債の利回りよりも、米国債の利回りのほうが高いことがわかります。
出典:野村證券
外国債券を買う時におすすめの証券会社
外国債券を買うなら、新規案件の取り扱いが多いSBI証券、マネックス証券の口座は持っておきたいところです。これら2社は、米国債も取り扱っています。
他に「新規案件の取り扱いは少ないですが、発行済み債券の取り扱いが多い楽天証券、auカブコム証券をカバーしておけば完ぺきでしょう☆