FX(外国為替証拠金取引)

FXとは、『一定の証拠金(預かり金)を使って、外国のお金(ドルやユーロなど)を売買する取引です。為替差益やスワップ金利(国ごとの金利差)を狙っていく商品』を表します。

レバレッジと呼ばれる“証拠金の倍率”を変更することにより、ハイリスクにもローリスクにも活用できる画期的な商品です。これまでに紹介した外貨預金外貨MMFと違う点は、「圧倒的な為替手数料の安さ、少額から投資できる税金がかからない(為替差益)」など外貨預金と比べて有利な点が多いのも特徴です。証券会社で購入できます。

FXの特徴

  • 資金の何倍もの取引をすることもできます(レバレッジといいます)。
  • 投資先との金利差を受け取れます(スワップ〔金利〕といいます)
    外貨普通預金より高金利である場合が多い)
  • 購入時より円安になった場合、為替レートの動きで利益が得られます。
  • 1,000通貨から投資ができます。(レバレッジなしで、ドルなら11万円程度)
  • 通貨の売値と買値の差(スプレッド)が小さく、為替コストが安い。
  • 証券会社の資産とは分別管理しているので、倒産しても影響なしです。

FXの購入イメージ

株を売買するのと同じように、証券会社やFX会社を通して買うことができます。

FX購入イメージ

FXが”外貨預金”や“外貨MMF”と違う点

FXはレバレッジという機能があって、普通は「10万円持っていると、10万円分だけの取引しかできない」のですが、レバレッジを使うと、“100万円分”、“200万円分”とリスクの高い取引ができてしまいます。

儲かっているからと言って、調子に乗ってレバレッジを高くした取引をしてしまいそうな方にはおすすめできません。しかし、“レバレッジ1倍”を守れば、金利が高く、コストの安い外貨預金のような効果が得られるので、堅実に外貨投資をしたい方には、使い勝手がよい商品だと思います。

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