外貨預金
外貨預金とは、『円を外国のお金(ドルやユーロなど)に両替して、銀行に預金をすること』を表します。外貨預金をする目的は、外国通貨の高金利を狙ったり、為替レートの変動で利益(為替差益)を狙ったりします。初心者の方が「外貨に投資をしたい!」と考えたときに、真っ先に思いつくのが外貨預金だと思います。
外貨預金の特徴
- 海外旅行のときに外貨預金を引き出して使用することができます。
- 外貨預金は日本に比べて高金利である場合が多いです。
- 購入時より円安になった場合、為替レートの動きで利益が得られます。
- 10万円くらいから投資ができます。
- 両替するときにかかるコスト、為替手数料が高い傾向にあります。
- 預金保険の対象外のため、倒産した場合の資産の保障はありません。
外貨預金ができる銀行を比較
普通預金 | GMOあおぞら ネット銀行 |
楽天銀行 |
住信SBI ネット銀行 |
---|---|---|---|
米ドル | 0.31% 0.05円 |
0.01% 0.25円 |
0.3% 0.06円 |
ユーロ | 0.21% 0.1円 |
0.01% 0.25円 |
0.2% 0.14円 |
豪ドル (オーストラリア) |
0.41% 0.14円 |
0.01% 0.45円 |
0.4% 0.24円 |
NZドル (ニュージーランド) |
0.41% 0.13円 |
0.01% 0.45円 |
0.4% 0.24円 |
英ポンド(イギリス) | 0.41% 0.18円 |
0.01% 0.45円 |
0.4% 0.24円 |
●上段:普通預金の金利
●下段:片道の為替手数料 (2024年10月4日 現在)
外貨預金の購入イメージ
銀行にお金を預ける感覚と同じように、外貨預金をすることができます。
外貨預金のデメリット
上の表で紹介しているような“ネット銀行”で外貨預金をする分には、さほど気にする必要はないと思いますが、もし、大手の銀行で外貨預金をしようすると為替手数料(両替)が大きなコストになってしまいます(加えて、金利が低かったりもします…)。為替手数料や金利、解約のしやすさなどのサービスをトータル的に考えると、次のページで紹介する外貨MMF(外貨建てMMF)の方がオススメだったりします♪