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アメリカ中間選挙が開始!ねじれ議会って何?民主党が負けたら株価はどうなる?詳しく聞いてみた

まゆ担当:まゆ

最終更新日:2022年11月10日

お知らせ

2022年11月10日現在、上院が接戦(民主党と共和党どちらも48議席獲得)、下院は共和党が優位となっています。上院と下院の両方で共和党が優位になるとの見方が後退し、株式市場が下落しています。

また、一部の州では郵便投票(郵送で投票すること)の影響から開票作業が来週まで延びるほか、ジョージア州は来月決選投票がおこなわれる予定となりました。結果が出るまでにはもう少し時間が掛かりそうです。

2022年11月8日、アメリカで中間選挙がおこなわれました。中間選挙とは、4年に一度おこなわれる大統領選挙の中間の年におこなわれる選挙です。この選挙は、投票によってアメリカの議会(連邦議会)の上院と下院の議員などが決まります。

中間選挙の結果次第で、アメリカの政治の方向性が決まるので要チェックです!政治の方向性は経済や株式市場にも影響するため、世界中から注目されています。

このコラムでは、2022年のアメリカ中間選挙での注目ポイントや、ニュースでよく見る「ねじれ」についてひっきーさんに教えてもらいました!株式市場への影響、現状も見ていくので、ぜひ参考にしてください。

2022年のアメリカ中間選挙の注目ポイントは?

指さしひっきー

今回のアメリカ中間選挙の注目ポイントはこちらです。

ポイント

共和党が議会の多数派になるか

アメリカでは、民主党共和党という2つの政党が存在し、議席を争っています。現在大統領を務めるバイデン氏は民主党で、中間選挙以前は民主党が多数派となっていました。

今回の中間選挙では、大統領と違う政党である「共和党」が議会の多数派になれるかに注目が集まっています。大統領と議会が異なる状態を「ねじれ」と呼び、スムーズに政治的な意思決定が下しにくくなる点が特徴です。

どうして「ねじれ」の状態になるかが注目されているんですか?政治の意思決定が遅くなるのって良くない気がします。

はてなまゆ

指さしひっきー

株式市場に影響を与えるからです。詳しい理由を見ていきましょう!

民主党が負けたら株価はどうなる?

指さしひっきー

バイデン氏の政党である民主党が負ける、つまり、共和党が議会の多数派になる「ねじれ状態」になった場合、株価が上がる可能性に期待できます。

「ねじれ」の状態が株式市場にプラスになる理由は、共和党が議会の多数派となった場合、民主党が掲げている「増税」が議会で可決されにくくなると考えられるためです。

民主党の増税法案には、企業の法人税引き上げ個人への増税が含まれています。この法案は、株式市場から見るとマイナスです。なぜなら、法人税が引き上げられると企業の手元に残る利益が減ってしまい、株価が下がりやすくなるためです。

もし議会の多数派が共和党となれば、民主党の増税案は否決される可能性が高まります。株式市場にとっては利益の減少を回避できるため、「共和党が議席を多く獲得できるか」に注目が集まっています。

確かに増税を回避できるなら、共和党が勝ってくれたほうがうれしいです!

ひらめきまゆ

指さしひっきー

ですよね!また、アノマリー(過去の傾向)的にも、中間選挙で「ねじれ」の状態になると株式市場が上がりやすいとも言われています。

中間選挙当日は、「共和党が優位になる」との見方が優勢でした。結果発表はまだですが、株式市場が上昇に転じるとの予想から先回りして株を買う投資家が多く、NYダウは一時下落したものの最終的には前日比プラスとなりました。

<NYダウのチャート>

NYダウのチャート

(出典:SBI証券

また、共和党が負けてしまった場合、民主党の増税法案が可決される可能性が高まります。こうなると、株式市場が下がりやすくなるので要注意です。

指さしひっきー

株式市場では共和党が勝つと予想しているようですね!では、現時点の状況を見ていきましょうか。

2022年11月9日14時現在の状況

2022年11月9日14時現在の状況は、下の画像のようになっています。

アメリカ中間選挙速報

上院は民主党と共和党が同数となっており、かなり接戦です。一方の下院は共和党が優位の状態となっています。

まとめ

アメリカ中間選挙の注目ポイントと株式市場への影響、現状を見てきました。アメリカの選挙について学ぶのは今回がはじめてですが、日本と違っておもしろいなと思いました!

共和党が議会の多数派になりそうですが、集計が終わるまでドキドキですね…。アメリカの株式市場は上昇するのか、それによって日本の株式市場も上昇するのか、今後が楽しみです。

中間選挙の結果が出たら、こちらの記事で追加する予定です。その際は当サイトの更新履歴Twitterでお知らせしますので、ぜひお気に入り登録やフォローをして待っていてください!

指さしまゆ

過去の運用実績(2022年5月~11月まで)

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年5月4週目】
はじめて株を買いました!
100,778円
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年7月1週目】
景気後退懸念で株価下落・下方修正発表と大変な1週間でした
103,226円(▲3.9%
【2022年7月2週目】
はじめての損切り
136,676円+6.4%
【2022年7月3週目】
不動産テックの銘柄を購入!
137,788円(+7.2%
【2022年7月4週目】
セーフィーがすごいので買い増しをしました!
138,740円(+7.9%
【2022年7月5週目】
ゲンキーの最新決算を分析!
166,234円+3.9%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減は修正ディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2022年12月1週目 287,760円(+2.8%
2022年12月2週目 287,715円(▲45円
2022年12月3週目 285,037円(▲2,678円
2022年12月4週目 274,282円(▲10,755円
2022年12月5週目 335,997円+11,715円

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減はディーツ法で計算しています。

まゆ

この記事の執筆者

まゆ 

名古屋の新卒OLで、投資初心者です。「やさしい株のはじめ方」で株を勉強して、10万円を10年で1,000万円に増やせるか挑戦中!

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