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松井証券は危ない?悪評がある?評判や魅力、知っておきたいポイントを解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年5月30日

松井証券は、創業90年以上の老舗証券会社です。ツールやサービスが充実しており、初心者からベテランまで幅広い投資家に支持されています。信用取引やIPO投資にも力を入れており、初心者でも安心して取引できる証券会社です。

しかし「危ない」、「危険」といった言葉で検索されることもあります。そこで、松井証券が本当に危ないのか、格付けする機関による格付け情報なども参考に、松井証券について調べてみました。

投資家目線で、松井証券のおすすめポ イントや強み、本当にやめたほうがいいケースも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

松井証券は危ない?松井証券の格付けを紹介

検索サイトで「松井証券 危ない」と検索されていますが、本当に危ないのでしょうか?「格付けする機関からどのように格付けされているのか」という視点で、松井証券の安全性を調べてみました。

R&I(格付投資情報センター)の格付け

R&I(格付投資情報センター)は、高い信頼性・専門性・独立性を持ち、正確な格付けをおこなう、日本を代表する格付会社です。R&Iの格付けによると、松井証券の発行体格付等の項目は「BBB+」と評価されています。

松井証券の格付け

出典:格付投資情報センター「松井証券」

「BBB+」という評価は高いのでしょうか?R&Iの格付符号と定義を確認してみましょう。

松井証券の格付け

出典:格付投資情報センター「格付符号と定義」

「BBB+」は、AとBBBの間に位置する評価なので、信用力が十分あると考えられます。松井証券がすぐに潰れてしまう可能性は低いです。

仮に潰れてしまったとしても、証券会社に預けている資産は分別管理(金融商品取引法の第四十三条の二)により保護されているので、全額返還されます。詳しくは下記ページで解説しているので、気になる方は参考にしてください。

HDI-Japan主催の2022年度問合せ窓口格付け

松井証券は、HDI-Japan主催の2023年度問合せ窓口格付けで、最高評価「三つ星」を13年連続で獲得しています。

12年連続で獲得

「問合せ窓口」と「Webサポート」それぞれの部門で「三つ星」を13年連続で獲得しているのは、松井証券だけです。投資家に寄り添った運営がされている証拠なので、安心して自分の資産を預けられますね。

そもそもネット証券には一定の危険が伴う

松井証券の格付け情報によると、安心して利用できる証券会社であることはわかりました。しかし、松井証券をはじめとするネット証券には、一定の危険が伴うことも忘れてはいけません。

注文ミスの可能性、ここぞというときのシステムメンテナンス、通信環境の良し悪し、セキュリティ上のリスクなど、松井証券に限らずネット証券ならではの危険・リスクがあることは頭に入れておきましょう。

松井証券の評判・口コミ

松井証券の評判・口コミをTwitterで調べてみましたので、ぜひ参考にしてください。

良い評判・口コミ

松井証券の良い評判・口コミは、「使いやすい」という内容が多くありました。

悪い評判・口コミ

一方、悪い評判・口コミには、ツールの動作やメンテナンスの多さについて書かれていました。

これらの良い・悪い評判・口コミをふまえて、松井証券がどんな方におすすめなのか、ご紹介していきます。

松井証券のおすすめポイント

松井証券のおすすめポイントを、5つ紹介します。

サポート体制はもちろん、優待投資やIPO株投資、投資信託、国内株の分析など、多くの視点でおすすめできるポイントがあります。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

① 充実のサポート体制

松井証券は、サポート体制が充実しているのが魅力のひとつです。銘柄探しや投資判断をサポートしてくれる「株の相談窓口」や、投資情報をわかりやすく学べる動画メディア「マネーサテライト」などのサービスがあります。

株の取引相談窓口

株の取引相談窓口

(出典:松井証券

株の取引相談窓口は、専門の相談員が「銘柄の探し方」や「売買の材料探し」、「取引タイミング」などを、専門的かつ客観的にアドバイスしてくれるサービスです。松井証券の口座を持っていればすべて無料で利用できます。

マネーサテライト

12年連続で獲得

(出典:松井証券

マネーサテライトは、投資の情報収集や投資手法の勉強ができる動画メディアです。株式投資の基本から毎日のマーケット動向まで、動画でわかりやすく解説されています。

松井証券の口座を持っていなくても視聴できるので、気になる方はこちらからチェックしてみてはいかがでしょうか。

② 優待投資が捗る優待クロス注文

松井証券には、優待投資に役立つ「優待クロス注文」という注文方法があります。

松井証券の「優待クロス注文」は、一度の発注操作で「現物買い」と「信用新規売り」をまとめてできる注文方法のことです。

通常であれば、「現物買い」の注文、「信用売り」の注文、現渡し※1の注文を、それぞれ別々におこなう必要があるので、手間がかかってしまいます。

※1 現渡しとは、信用取引で売り建てた株に対して、証券会社に手持ちの現物株を返済することです。

松井証券の「優待クロス注文」を使えば、清算注文の予約まで一度の操作で完結するので、手間が大幅に省けるのです。

優待クロス

(出典:松井証券

松井証券でクロス取引をするメリットは、主に次の3つがあります。

  1. 1日の約定代金50万円以下なら手数料無料
  2. 取引時間中でも発注できる
  3. 短期信用プレミアム空売りで限定銘柄をクロス取引できる

松井証券は、1日の約定金額が50万円以内であれば、現物取引・信用取引がどちらも売買手数料が無料です。現物取引と信用取引を合算して50万円以内なので、株価2,500円以下の銘柄であれば、売買手数料無料で優待タダ取り狙いのクロス取引ができます。

また、短期信用プレミアム空売りは、返済期限14日で信用売り(空売り)ができるサービスのことです。対象銘柄は、松井証券の一日信用取引で人気の銘柄が、週替わりで選ばれます。

ほかの証券会社では取り扱い・在庫がない銘柄であっても、クロス取引できるかもしれないので、短期信用プレミアム空売りの対象銘柄はチェックしておくといいでしょう。

さらに詳しい内容は、次の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

③ IPOの抽選申込に事前入金が不要

松井証券は、IPOの抽選申込に事前入金が不要です。購入代金は当選後に入金すればよいので、資金拘束されません。そのため、国内株投資や投信積立をしながら、片手間でIPO株投資にチャレンジできます。

また、配分予定数量の70%以上が完全平等抽選なので、誰にでも当選のチャンスがあるのも魅力。IPO株の抽選用に、サブ口座として口座開設しておいてもいいでしょう。

④ 投信毎月ポイント・現金還元サービスがお得

松井証券は、投資信託の保有金額に応じて現金または松井証券ポイントがもらえます。還元率は最大0.85%と高く、ただ投資信託を松井証券で持っているだけで還元されるのでお得です。

還元サービスの対象となっているファンドは、2023年3月時点では1,228本もあり、多くのファンドが還元対象となっています。NISA口座やつみたてNISA口座で保有している投資信託はもちろん、他社で購入した投資信託を松井証券に移管した場合も還元対象となるのも魅力。

なお、松井証券は「移管手数料負担サービス」があり、移管手数料を全額負担してくれるので、ノーコストで投資信託を移管できます。

⑤ 株の分析ツール「マーケットラボ」が強力

マーケットラボ

松井証券のマーケットラボは、業績や株価の分析、投資家の動きを調べられる強力なツールです。過去20年分損益計算書(PL)の数値や、ヒストリカルPER※2無料で入手できます。ほかにも、個人投資家なら見逃せない機能が充実しています。

※2  ヒストリカルPERとは、過去のある時点でのPERです。ヒストリカルPERを時系列に追いかけると、決算発表や業績修正によってPERがどう変動したかがわかります。

マーケットラボでチェックできる情報

  • 会社四季報の情報
  • 最大20年分の決算データ
  • 株主優待情報
  • 専門的なチャート分析機能
  • 決算・IPOカレンダー
  • 信用残や大量保有報告
  • デイトレランキングやプレミアム空売り

マーケットラボは、松井証券の口座を持っていれば誰でも無料で使えます。口座開設は最短即日でできるので、まずは口座開設をして、ツールを利用してみてはいかがでしょうか。

マーケットラボについてさらに詳しい内容や使い方は、次の記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。

松井証券をやめたほうがいいケース

松井証券の魅力を解説しましたが、次の3つのケースに当てはまる場合は、松井証券をメインで使うのはやめたがほうがいいでしょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

① 1日の約定代金が50万円を超える

松井証券は、1日の約定代金が50万円以下なら、現物取引・信用取引がどちらも売買手数料が無料になります。しかし50万円以上になると、約定金額が増えるごとに手数料が発生してしまうので、ほかのネット証券の方がお得な場合もあるのです。

各ネット証券の、1日の合計取引額に対する手数料コースを比較してみました。

ネット証券の比較表〔手数料は税込〕(2024年7月現在)
証券会社
(公式サイトへ)
株式売買手数料
~50
万円
~100
万円
~300
万円
SBIネオトレード証券 無料 無料 1,540円
SBI証券 無料 無料 1,691円
GMOクリック証券 無料 無料 1,691円
岡三オンライン 無料 無料 1,980円
auカブコム証券 無料 無料 3,300円
楽天証券 無料 無料 3,300円
松井証券 無料 1,100円 3,300円
マネックス証券 550円 550円 2,750円

このように、多くのネット証券は1日の約定代金が100万円までは無料になります。そのため、1日の約定金額が50万円を超えそうな場合は、ほかのネット証券を使ったほうがいいでしょう。

② 単元未満株(ミニ株)を取引したい

松井証券では、単元未満株を取引できません。単元未満株(ミニ株)とは、1株~99株までの株のことです。

 日本には「単元株制度」という決まりがあり、基本的には100株単位でしか株を購入できません。しかし、SBI証券マネックス証券などの特定の証券会社は、単元未満株を取引できるサービスを展開しており、1株単位で自由に株式投資ができます。

松井証券でも、単元株で保有していた銘柄が株式分割などで端数が出て、意図せず単元未満株が発生してしまった場合のみ、買取請求をすることで単元未満株の売却ができます。しかし、自由に単元未満株を取引できるわけではないので、単元未満株の取引をしたい場合は、ほかの証券会社を選びましょう。

単元未満株(ミニ株)を取り扱っている証券会社を4社ピックアップして、手数料を比較してみました。

証券会社 売買手数料(税込) 手数料例
(1万円の取引)
ネット証券
詳細情報へ
買付 売却
S株
SBI証券
無料 0.55% 55円

詳細

ワン株
マネックス証券
無料 0.55% 55円

詳細

プチ株
auカブコム証券
0.55% 55円

詳細

まめ株
野村證券
1.1%※2 550円

詳細

2024年7月現在)

単元未満株(ミニ株)を取引する場合、投資金額が少額になるので、手数料負けしてしまう可能性があります。そのため、なるべく手数料が安い証券会社を選びましょう。おすすめなのはSBI証券のS株です。

S株

(出典:SBI証券

売買手数料
(税込)
買付 売却 売買手数料の例
(税込)
1万円 5万円
無料 0.55% 55円
(売却時のみ)
275円
(売却時のみ)
取扱商品 国内株・ETF・REIT(東証に上場する全銘柄)
その他特徴 ・4,000銘柄以上を取引できる
・NISA口座にも対応している
・スマホアプリでも取引できる
・「テーマキラー」でテーマ株の分散投資ができる

SBI証券のS株は、買付手数料が無料で取扱銘柄数が約4,000銘柄以上あり、株初心者がはじめて株を購入するサービスとしておすすめです。NISAでの取引に対応していたり、テーマ株投資に役立つ「テーマキラー!」というサービスがあったり、機能面も充実しています。

SBI証券と当サイト「やさしい株のはじめ方」は、限定タイアップ企画を実施中です。口座開設+入金をするだけで、現金2,500円+オリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」をプレゼントさせていただきます。

現金2,500円を使って、まずは1株からお試しで買ってみてはいかがでしょうか?

SBI証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

③ 投資信託のクレカ積立をしたい

松井証券には、提携クレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」があり、松井証券ポイントを使って投信積立ができます。しかし、投資信託の購入時の決済に「MATSUI SECURITIES CARD」は使えません。

あくまで、貯まった松井証券ポイントを使えるだけなので、クレカ積立はできないのです。あらかじめ「MATSUI SECURITIES CARD」で松井証券ポイントを貯める必要があるので、クレカ積立をする場合もほかのネット証券を使ったほうがいいでしょう。

クレカ積立の大きなメリットは、投資信託の決済でポイントが還元されることです。そのため、クレカ積立ができる証券会社と還元率をまとめました。

証券会社 還元率
マネックス証券
マネックスカード
◎
1.1%
SBI証券
三井住友カード(NL)
○
0.5%※3
楽天証券
楽天カード
○
0.2%※4

※3 還元率は三井住友カード(NL)カードランクによって変動します。ゴールドなら1.0%、プラチナなら2.0%です。
※4 楽天証券の受け取る信託報酬が0.4%以上であるファンドは、付与率が「1%」となります。

マネックス証券は条件に関係なく1.1%と高還元です。

また、マネックス証券は投資信託を保有しているだけで、投資信託の残高×0.08%のマネックスポイントが還元されます。少しでもお得にクレカ積立をしたい方は、マネックス証券×マネックスカードで投信積立をしましょう。

マネックス証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

まとめ

このコラムでは、松井証券が「危ない」と言われてしまうような証券会社なのか、独自の目線で調べてみました。結論としては、松井証券は安定経営されていて、格付け機関お墨付きの証券会社なので、安心して利用できます。

また、松井証券にはおすすめできるポイントや強みが多数あるので、株初心者から上級者までおすすめできる証券会社です。

ただし、単元未満株(ミニ株)やクレカ積立に対応していないという欠点もあるので、自分の投資スタイルに合わせて利用しましょう。

松井証券に口座開設

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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