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5月FOMCの結果が発表!今後はどうなるのかプロに意見を聞いてみました

まゆ担当:まゆ

最終更新日:2023年5月5日

日本時間の2023年5月4日午前3:00に、2023年5月のFOMC※1(以下、5月FOMC)の結果が発表されました。このコラムでは、5月FOMCの結果と、今後どうなるのかを株初心者向けにわかりやすく解説します。

※1 FOMCとは、「Federal Open Market Committee」の略です。日本語では「連邦公開市場委員会」と言います。

この記事を読めば、5月FOMCへの理解が深まります。FOMCは株式市場にも影響を与えるので、日経平均株価の動きも要チェックです!

2023年5月のFOMCの結果

まず、5月FOMCの結果を紹介します。今回のFOMCでは、「政策金利の0.25pt※2引き上げ」が決定されました。3月FOMCに続いて、10会合連続の利上げです。これにより、政策金利の誘導目標は「5.00~5.25%」となりました。

※2 メディアによっては、「pt(ポイント)」ではなく「%」や「bp(ベーシスポイント)」を使う場合もあります。「0.5pt」は「0.5%」や「50bp」と同じ意味です。

アメリカでは、地方銀行の破綻が相次ぎ“金融システム不安”が高まっています。加えて、利上げの継続による“景気後退”も意識されている状況です。

金融システム不安や景気後退が意識される中でも利上げに踏み切った理由は、どう考えれば良いのでしょうか?

はてなまゆ

指さしひっきー

前回のFOMCと同じで、インフレの抑制を優先したためと考えられます。

声明文から追加利上げを示唆する文言が削除!今後はどうなるか予想してみた

5月FOMCでは「利上げ」となりましたが、今後も利上げが続くのでしょうか。今後の予想をするうえで、「5月FOMCの声明文から“ある一文”が削除されたこと」がカギになりそうです。

3月FOMCの声明文では、下のように「委員会はインフレ率を2%に戻すために、数回の利上げが適切になると予想している。」という文章が書かれていました。

The Committee anticipates that some additional policy firming may be appropriate in order to attain a stance of monetary policy that is sufficiently restrictive to return inflation to 2 percent over time.

出典:FRB「Federal Reserve issues FOMC statement」

しかし、5月FOMCの声明文を見ると、この文言が削除されているのです。代わりに、「追加的な利上げがどの程度適切かを決めるにあたり、FRBは今後数週間から数か月間の経済、インフレ、金融市場の動向を注視する。」という文言が追加されました。

The Committee will closely monitor incoming information and assess the implications for monetary policy. In determining the extent to which additional policy firming may be appropriate to return inflation to 2 percent over time, the Committee will take into account the cumulative tightening of monetary policy, the lags with which monetary policy affects economic activity and inflation, and economic and financial developments.

出典:FRB「Federal Reserve issues FOMC statement」

数回の利上げを示唆する文言を削除したことから、「利上げ停止が近い」と考えられますね。ただし、利上げ停止を明言しているわけではなく、データ次第で考えるといったニュアンスでもあります。6月FOMCでどのような結果になるのか、インフレ動向をチェックしておく必要がありそうです。

まとめ

5月FOMCの結果と、今後どうなるかを解説しました。声明文から今後数回の利上げを匂わせる文言が削除されたので、利上げ停止が近いと考えられます。しかし、インフレの状況次第では、6月FOMCで利上げがおこなわれるかもしれません。経済指標をチェックしながら、次回の6月FOMCに備えたいですね。

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指さしまゆ

2023年の運用実績

運用報告ページ 資産評価額
2023年1月1週目 329,317円(▲0.2%
2023年1月2週目 336,182円(+1.9%
2023年1月3週目 343,747円(+4.2%
2023年1月4週目 353,102円(+7.0%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年2月1週目 347,813円(+5.4%
2023年2月2週目 352,928円(+6.9%
2023年2月3週目 354,648円(+7.5%
2023年2月4週目 358,538円(+8.6%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年3月1週目 397,342円+10.4%
2023年3月2週目 392,623円(+9.1%
2023年3月3週目 358,401円(▲0.4%
2023年3月4週目 356,637円(▲0.9%
2023年3月5週目 397,737円+2.0%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減は修正ディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年4月1週目 397,737円(▲0.5%
2023年4月2週目 401,130円(+2.9%
2023年4月3週目 404,282円(+3.7%
2023年4月4週目 425,202円+1.2%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減はディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年5月1週目 425,265円(+1.3%
2023年5月2週目 428,732円(+2.1%
2023年5月3週目 431,456円(+2.7%
2023年5月4週目 430,793円(+2.6%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年6月1週目 442,047円(+2.6%
2023年6月2週目 459,087円(+3.9%

2022年の運用実績

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年5月4週目】
はじめて株を買いました!
100,778円
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年7月1週目】
景気後退懸念で株価下落・下方修正発表と大変な1週間でした
103,226円(▲3.9%
【2022年7月2週目】
はじめての損切り
136,676円+6.4%
【2022年7月3週目】
不動産テックの銘柄を購入!
137,788円(+7.2%
【2022年7月4週目】
セーフィーがすごいので買い増しをしました!
138,740円(+7.9%
【2022年7月5週目】
ゲンキーの最新決算を分析!
166,234円+3.9%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減は修正ディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2022年12月1週目 287,760円(+2.8%
2022年12月2週目 287,715円(▲45円
2022年12月3週目 285,037円(▲2,678円
2022年12月4週目 274,282円(▲10,755円
2022年12月5週目 335,997円+11,715円

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減はディーツ法で計算しています。

まゆ

この記事の執筆者

まゆ 

名古屋の新卒OLで、投資初心者です。「やさしい株のはじめ方」で株を勉強して、10万円を10年で1,000万円に増やせるか挑戦中!

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