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6月FOMCの結果が発表!今後はどうなるのかプロに意見を聞いてみました

まゆ担当:まゆ

最終更新日:2023年6月15日

お知らせ
(2023年6月15日追記)日本時間6月15日3:00ごろに、6月FOMCの結果が発表されました。11会合ぶりに金利の据え置きとなりましたが、2023年中にあと2回の追加利上げが示唆されたため、米国株式市場は下落しました。

日本時間の2023年6月15日午前3:00に、2023年6月のFOMC※1(以下、6月FOMC)の結果が発表されました。このコラムでは、6月FOMCの結果と、今後どうなるのかを株初心者向けにわかりやすく解説します。

※1 FOMCとは、「Federal Open Market Committee」の略です。日本語では「連邦公開市場委員会」と言います。

この記事を読めば、6月FOMCへの理解が深まります。FOMCは株式市場にも影響を与えるので、日経平均株価の動きも要チェックです!

2023年6月FOMCの結果

まず、6月FOMCの結果を紹介します。今回のFOMCでは、11会合ぶりに「金利の据え置き」が決定されました。一方で、経済見通しの中では「2023年中の2回の追加利上げ」が示唆され、FRBが金利の引き上げに積極的な“タカ派”姿勢が垣間見えた会合でした。

利上げを停止したら、その後は引き下げるものだと思っていました…。

アセアセまゆ

指さしひっきー

FRBとしては、「インフレを抑え込むためには追加の利上げが必要になるかもしれない」と考えているようです。

この結果を受け、株式市場では金利の据え置きよりも追加利上げが意識されました。NYダウの推移を見ると、6月FOMCの結果発表後に下落している様子がわかります。

<6月FOMCの結果発表後にNYダウが下落>

6月FOMCの結果発表後にNYダウが下落

(出典:SBI証券

金利は今後どうなる?プロに予想を聞いてみた

今後も金利が上がって行くと考えておいたほうが良いのでしょうか?

はてなまゆ

指さしひっきー

経済に詳しい“にしけい”くんに聞いてみましょう!

指さしにしけい

結論を先にお伝えすると、追加利上げはおこなわれないのではないか、と予想しています。その理由は下の4つです。

追加利上げがおこなわれないと考える理由

  1. FRBが注目している「コアCPI(前年比)」は、いまよりもインフレが進んでいた2022年6月との比較で算出されるため、比較的弱い数字が出やすい
  2. FRBはこれまで急激な利上げを続けてきており、その効果が遅れてやってくることを考えると、不景気に突入する可能性がある
  3. 債務上限問題や銀行問題が落ち着いた今、不景気に突入した場合は「FRBの急激な利上げのせいだ」という評価が下されてしまう
  4. パウエル氏が「インフレ低下のために必要な条件がそろいつつある」と発言した

4つ目のパウエル氏の発言は注目ですね!

指さしまゆ

指さしにしけい

そうですね!実際に6月13日に発表された5月のCPI(消費者物価指数)と、6月14日に発表された5月のPPI(生産者物価指数)の数値を見ると、インフレが鈍化してきている様子がわかります!

5月のCPIとPPIの結果
指標名 結果 予想 前回
CPI(前年比) 4.0% 4.2% 4.9%
コアCPI(前年比) 5.3% 5.2% 5.5%
PPI(前年比) 1.1% 1.5% 2.3%
コアPPI(前年比) 2.8% 3.0% 3.2%

アセアセにしけい

しかしながら、足元ではインフレが進む可能性もゼロではありません。懸念材料は下の2つです。

インフレが進むリスク

  1. アメリカでは家賃が上昇している
  2. アメリカでは労働市場が逼迫している

私にはどう考えたら良いか、全くわかりません…。

がーんまゆ

アセアセにしけい

私もビシっと予想を出したいのですが、正直むずかしいですね…。いずれにせよ、来月発表の6月CPIとPPIでインフレの鈍化が見られなければ、追加利上げの可能性が高まります。これらの指標に要注目ですね!

6月のCPI・PPIの発表日時
指標名 発表日時
CPI(消費者物価指数) 日本時間7月12日(水)21:30
PPI(生産者物価指数) 日本時間7月13日(木)21:30

まとめ

6月FOMCの結果と、今後どうなるかを解説しました。年内に2回の追加利上げが示唆されましたが、5月時点のCPIやPPIの結果などを踏まえて考えると、追加利上げがおこなわれる可能性は低いのではないかと予想できます。

しかし、7月FOMC前に発表が予定されている6月のCPIやPPIの結果次第では、追加利上げの可能性もあります。経済指標をチェックして、次回のFOMCを迎えたいですね。

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指さしまゆ

2023年の運用実績

運用報告ページ 資産評価額
2023年1月1週目 329,317円(▲0.2%
2023年1月2週目 336,182円(+1.9%
2023年1月3週目 343,747円(+4.2%
2023年1月4週目 353,102円(+7.0%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年2月1週目 347,813円(+5.4%
2023年2月2週目 352,928円(+6.9%
2023年2月3週目 354,648円(+7.5%
2023年2月4週目 358,538円(+8.6%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年3月1週目 397,342円+10.4%
2023年3月2週目 392,623円(+9.1%
2023年3月3週目 358,401円(▲0.4%
2023年3月4週目 356,637円(▲0.9%
2023年3月5週目 397,737円+2.0%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減は修正ディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年4月1週目 397,737円(▲0.5%
2023年4月2週目 401,130円(+2.9%
2023年4月3週目 404,282円(+3.7%
2023年4月4週目 425,202円+1.2%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減はディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年5月1週目 425,265円(+1.3%
2023年5月2週目 428,732円(+2.1%
2023年5月3週目 431,456円(+2.7%
2023年5月4週目 430,793円(+2.6%
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2023年6月1週目 442,047円(+2.6%
2023年6月2週目 459,087円(+3.9%

2022年の運用実績

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年5月4週目】
はじめて株を買いました!
100,778円
運用報告ページ 資産評価額(前週比)
【2022年7月1週目】
景気後退懸念で株価下落・下方修正発表と大変な1週間でした
103,226円(▲3.9%
【2022年7月2週目】
はじめての損切り
136,676円+6.4%
【2022年7月3週目】
不動産テックの銘柄を購入!
137,788円(+7.2%
【2022年7月4週目】
セーフィーがすごいので買い増しをしました!
138,740円(+7.9%
【2022年7月5週目】
ゲンキーの最新決算を分析!
166,234円+3.9%

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減は修正ディーツ法で計算しています。

運用報告ページ 資産評価額(前週比)
2022年12月1週目 287,760円(+2.8%
2022年12月2週目 287,715円(▲45円
2022年12月3週目 285,037円(▲2,678円
2022年12月4週目 274,282円(▲10,755円
2022年12月5週目 335,997円+11,715円

※ 30,000円入金したため、資産評価額が大きく増えています。前週比の増減はディーツ法で計算しています。

まゆ

この記事の執筆者

まゆ 

名古屋の新卒OLで、投資初心者です。「やさしい株のはじめ方」で株を勉強して、10万円を10年で1,000万円に増やせるか挑戦中!

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