株式投資の応用

投資信託をつかうメリット

■安く買うこと(よい購入方法とよい商品を使う)

まずは、安く買う方法を2つ紹介します。安く買うためには、「よい購入方法」と「よい商品」を組み合わせることが大切です。

1つ目は、一定期間ごとに一定額を購入する方法、「積立て投資(ドルコスト平均法)」です。投資商品(株や投資信託)を、価格が安いときだけ買うのが理想的ですが、実践するのはなかなかむずかしいことです。しかも、それを何年も続けていくことは、もっとむずかしくなります。

しかし、毎月一定額を買う(積立てをする)ことで、価格が安いときにはたくさん買うことができ、反対に、価格が高いときには少しだけしか買わなくて済むのです。その結果、自然と平均的に安く買うことができます。そして、価格が上がったときには、安いときにたくさん買えた投資商品がより大きなプラスの結果につながります。

"毎月一定額の投資"と言いますと、「まとまったお金が必要ではないか?」といった感じがしませんか? しかし、安心してください。投資信託を使えば1万円から買うことができます。

2つ目は、よい商品を買うこと、つまり、投資信託の中でも「インデックスファンドを利用すること」です。インデックスファンドとは、購入価格が日経平均株価やTOPIX(東証一部指数)などの平均値に連動して動くように運用されている投資信託のことです。機械的に運用できる部分が大きいので、次に出てくるアクティブファンドに比べて手数料(信託報酬)が安くなっているのが特徴です。しかも売買手数料が無料なファンドも多いんです

アクティブファンドとは、ファンド(投資信託)の運用をファンドマネジャーと呼ばれる金融のプロにまかせているファンドです。信託報酬がインデックスファンドよりも高くなっているのは、このファンドマネジャーに運用報酬を余分に支払っているためです。(信託報酬の平均は、インデックスファンド 0.69%アクティブファンド 1.47%になっており、差があまりないように思えますが、この約0.8%の差が運用の結果に効いてきます。)

さらにアクティブファンドは、プロが運用しているといっても、成績が良いとは限らないんです。過去の統計データによると、「ファンドの成績を比べた場合、5年では68%、10年では77%のアクティブファンドがインデックスファンドに負けている」という結果が出ています。プロが運用するといっても、勝ち続けることはむずかしいようです。したがって、運用成績がよいアクティブファンドを選ぶのに時間をかけるよりも、何も考えずにインデックスファンドを選ぶ方が、結果的に得をする場合が多いのです。

1つ目のポイント 安く買うこと
「インデックスファンドを積立てる」