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楽天証券のサービスや手数料を紹介!メリット・デメリットも解説

最終更新日:2024年3月5日

楽天証券キャンペーン

お知らせ
(2024年1月11日追記)
2024年1月26日より、楽天証券iDeCoの取扱商品に「楽天+シリーズ」が追加されます。
(2023年12月12日追記)
かぶミニ®の寄付取引で発生していたスプレッドが、2023年12月13日約定分から無料になりました。売買手数料は元から無料なので、寄付取引の取引コストは完全無料となります。

楽天証券は、三木谷浩史社長の“楽天”系列の証券会社です。楽天証券は、『手数料が安い』、『情報ツールがしっかりしている』、『投資信託(詳細解説)や海外投資(海外ETF)に力を入れている』など、総合的にバランスが取れて使いやすい証券会社です。株式投資の初心者の方にもやさしいサービスを豊富に取り揃えていますので、まず口座開設しておきたい証券会社の一つです。

2023年10月1日から、日本株の手数料無料化する「ゼロコース」がスタートしました。これまで楽天証券で国内株の現物取引をすると、売買手数料が55円~1,070円発生していましたが、完全無料になるのでお得です。

さらに、マネーブリッジの登録をすると現金1,000円がもらえるお得なキャンペーンも実施中です!(~2024年4月30日まで)

このページでは、楽天証券のサービスや手数料、メリット・デメリットをわかりやすく紹介していきます。

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

主なサービス

楽天証券の主なサービスと取り扱い状況を表にまとめました(…取り扱いあり、…一部取り扱いあり、×…取り扱いなし)。

国内株式 外国株式 IPO
〇 〇 〇
単元未満株 投資信託 NISA・iDeCo
〇 〇 〇
ポイント付与 未成年口座 ツール・アプリ
〇 〇 〇

楽天証券は、国内株式はもちろん、IPOや投資信託、ポイント投資など、幅広いサービスを高いレベルで提供しています。

次の項目から、提供しているサービスについて詳しく説明していきます。

国内株式

楽天証券では、東京証券取引所や名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所などで上場している銘柄のほとんどが取引可です(ETFREITなど含む)。

国内株取引には「現物取引」と「信用取引」の2つがあります。手数料体系は、完全無料の「ゼロコース」と、1回の約定代金で決まる「超割コース」、1日の合計約定代金で決まる「いちにち定額コース」の3種類です。

2023年10月1日から登場したゼロコースは、現物取引も信用取引も売買手数料が完全無料になるので、ほとんどの方におすすめです。

売買手数料

楽天証券の現物取引は、ゼロコースが圧倒的におすすめです。

ゼロコース
取引金額 売買手数料(税込)
約定金額にかかわらず 0円

2024年3月現在)

超割コース いちにち定額コース
1回注文の取引金額 売買手数料(税込) 1日の取引金額 売買手数料(税込)
~5万円 55円 ~100万円 0円
~10万円 99円
~20万円 115円
~50万円 275円
~100万円 535円 ~200万円 2,200円
~150万円 640円 ~300万円 3,300円
~3,000万円 1,013円 以降100万円
増加ごとに
+1,100円
3,000万円超 1,070円

2024年3月現在)

新手数料ポイントプログラム

これまで、「超割コース」のみで実施されていた「超割ポイントプログラム」と同様の還元率のプログラムが、2023年10月1日から「ゼロコース」と「いちにち定額コース」にも実施されます。

楽天証券で外国株や先物・オプション、金・プラチナを取引する際、売買手数料の1%をポイントバックするプログラムです。

しかし、「ゼロコース」と「いちにち定額コース」でもスタートするので、これまで超割ポイントプログラムを使っていた方でも、ゼロコースに変更するデメリットにはなりません。

楽天証券のポイントプログラムによる還元率
手数料コース 還元率※1
ゼロコース 1%
いちにち定額コース 1%
超割コース 1%
超割コース(大口優遇) 2%

※1 米国株、中国株、アセアン株、先物・オプション、金・プラチナを取引する際の売買手数料がポイントバック対象です。

ただし、超割コースの大口優遇の条件を達成している方は、ゼロコースに変更すると還元率2%→1%と半分になってしまうので、注意してください。

国内個別株・ETFの自動積立ができる「かぶツミ®」

楽天証券で国内株・ETFが自動積立できる「かぶツミ®」

(出典:楽天証券

楽天証券の「かぶツミ®」とは、国内個別株・ETFを、1回あたり「3,000円~」もしくは「1株~」か自動積立できるサービスです。サービスの概要を表にまとめましたので、参考にしてください。

楽天証券の「かぶツミ®」の概要
項目概要
取扱銘柄楽天証券の全取扱銘柄
積立頻度毎月(1日~28日から選ぶ)
毎週(月曜~金曜から選ぶ)
積立方法金額指定(3,000円~)
株数指定(1株~)
取引口座特定口座、一般口座、NISA口座
取引サイト楽天証券のスマホサイトのみ
売買手数料楽天証券の国内株の売買手数料のみが発生する※2
ポイント投資できる
(1ポイント=1円)
自動スイープできる
(楽天銀行との連携が必要)

※2 単元未満株(1株~99株)の場合は、「かぶミニ®」の手数料やスプレッドが発生します。

楽天証券で取り扱っている全銘柄が積立の対象になっており、「毎月」もしくは「毎週」定期買付の設定ができます。金額指定だけでなく、株数指定もできるほか、楽天ポイント投資や自動スイープにも対応しており、機能性は抜群です。

売買手数料

信用取引も3つの手数料コースがありますが、完全無料の「ゼロコース」がおすすめです。なお、「いちにち定額コース」を利用する場合は、現物取引と信用取引の約定金額を合算して手数料を計算します。もし同じ日に信用取引と現物取引を両方おこなった場合、手数料は両取引の合計金額で計算されます。

ゼロコース
取引金額 売買手数料(税込)
約定金額にかかわらず 0円

2024年3月現在)

超割コース いちにち定額コース
1回注文の取引金額 売買手数料(税込) 1日の取引金額 売買手数料(税込)
~10万円 99円 ~100万円 0円
~20万円 148円 ~200万円 2,200円
~50万円 198円 ~300万円 3,300円
50万円超 385円 以降100万円
増加ごとに
+1,100円

2024年3月現在)

金利・貸株料

信用取引で発生する金利・貸株料をまとめました。

制度信用 一般信用(無期限)
買方金利 売方貸株料 買方金利 売方貸株料
2.80% 1.10% 2.80% 1.10%
対象銘柄 対象銘柄
各金融商品取引所が指定する制度信用銘柄 楽天証券が指定する銘柄

2024年2月現在)

ほかの証券会社の金利・貸株料と比較したい方は、「信用取引向け証券会社を徹底比較しました!」の記事を参考にしてください。

いちにち信用(デイトレード)を利用すれば、信用取引のコストは無料です!

楽天証券のいちにち信用

(出典:楽天証券

楽天証券の「ワンデイ信用」は、デイトレードに特化した信用取引サービスです。返済期限は当日中で、売りも買いもできます。取引手数料が無料なので、1日で利益を狙う短期取引に特化したサービスです。

外国株式

楽天証券では、米国、中国、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアのの6か国の株式・ETFを取引できますを取引できます。また、外国株投資で気になるのは手数料だと思いますが、楽天証券は業界最低水準の手数料です。

外国株式 取扱
銘柄数
1注文あたりの
取引手数料(税込)※1
株式 ETF
米国 4,332 397 約定代金×0.495%
(最低0米ドル~最大22米ドル)
中国 1,555 23 約定代金×0.275%
(最低550円~最大5,500円)
インドネシア 70 約定代金×1.1%
(最低550円~上限なし)
シンガポール 51 約定代金×1.1%
(最低550円~上限なし)
タイ 68 約定代金×1.1%
(最低550円~上限なし)
マレーシア 42 約定代金×1.1%
(最低550円~上限なし)

※1 外国株式の取引では、為替手数料などが別途適用されます。詳細は、楽天証券の公式サイトをご覧ください。

外国株の取引は「超割コース」がおすすめです!

ポイントバックプログラム

(出典:楽天証券

楽天証券ででは、手数料コースを「超割コース」にしておくだけで、支払った売買手数料の1%が、楽天ポイントとして還元されます。国内株に限らず外国株の取引もポイント還元の対象です。貯まった楽天ポイントは、株や投資信託の購入に使えるので、楽天ポイントで投資をする方にとってはうれしい特典ですね。

IPO

楽天証券のIPO

(出典:楽天証券

楽天証券は、コンピューターによる完全抽選方式を採用しています。銘柄によって申込株数に上限が決められているので、資金によって当選確率に差が出にくい証券会社です。多くの場合は、申込み株数の上限が100株に設定されているため、完全平等抽選になることが多いです。

取扱い数
(2022年)
65社
口座数
(ライバル)
1,020万
IPO抽選方法 100%完全抽選
(銘柄ごとに申込数上限あり)
事前入金
なしで抽選
不可

単元未満株

かぶミニ®

(出典:楽天証券

楽天証券では、かぶミニ®という単元未満株取引サービスを取り扱っています。かぶミニ®とは、1株から売買できる初心者にやさしいサービスです。通常、国内株は100株単位の取引しかできませんが、かぶミニ®なら少ない金額から株取引をはじめられます。

取扱商品 国内株
売買手数料 売買手数料:無料※2
スプレッド 寄付・引け取引無料
リアルタイム取引 0.22%※3
(買付時・売却時どちらも)

※2 ゼロコース以外のコースを選択していると、売却手数料が1回あたり11円発生します。
※3 スプレッド計算後の価格に小数点がある場合、買い注文は切り上げ、売り注文は切り捨てして計算されます。

サービスの詳細については、以下の記事で紹介しています。興味があれば合わせてご覧ください。

投資信託

楽天証券が提供する投資信託の基本情報は、以下のとおりです。最低積立金額は100円~で、積立のコースは「毎月」となっています。

後ほど「ポイント付与」の項目で紹介しますが、クレジットカード(楽天カード)で投資信託の積立ができます。決済額に応じて楽天ポイントがもらえるため、ふつうに積立するよりお得です。

投信本数 約2,500本
最低積立金額 100円~
売買手数料 買付手数料:無料
売却手数料:無料~0.5%※3
クレカ積立 可能
(楽天カード)
積立コース
(通常)
毎月
積立コース
(つみたてNISA)
毎日・毎月

※3 売却手数料は、投資信託によって異なります。

NISA・iDeCo

楽天証券では、NISA(ニーサ)・つみたてNISA・iDeCo(イデコ)の取り扱いがあります。取扱商品や手数料は以下のとおりです。

NISA

取扱商品 国内株式・投資信託・外国株式
売買手数料 無料※4

※4 外国株の購入は手数料がかかります。詳細は、楽天証券の公式サイトをご確認ください。

つみたて投資枠(旧つみたてNISA)

取扱商品数 221本
2024年3月1日時点)
最低積立金額 100円~
積立頻度 毎日・毎月
クレカ積立 可能

関連記事

iDeCo

取扱商品数 36本
2024年3月1日時点)
加入時手数料
(初回のみ)
2,829円
運用期間中の手数料
(毎月)
171円

関連記事

ポイント付与

クレジットカード利用によるポイント付与

楽天証券は、「楽天カード」によるクレカ積立(投信積立)で、楽天ポイントがもらえます。毎月5万円まで設定可能で、ポイントの付与率は最大1%です(積立する銘柄やカードのランクによって変動します)。

マネックスカード(クレカ積立)

(出典:楽天証券

貯めた楽天ポイントは「1ポイント=1円」として、楽天証券の株式手数料の支払いや投資信託の積立購入に使ったりすることが可能です。

現在、楽天ポイントがもれなく5,000ポイントもらえるキャンペーンが開催されていますので、まだ持っていないという方は、この機会に作っておきましょう。年会費は永年無料なので、リスクはありません。

楽天カードに申し込む

入会費・年会費などは一切かかりません。

未成年口座

楽天証券は、未成年口座・ジュニアNISAにも対応しています。

取扱商品 国内株式(現物)、IPO、PO、立会外分売、外国株式、投資信託、
債券、金・プラチナ、貸株、外国為替、楽ラップ
売買手数料 成年口座と同じ
親権者口座 必要
ジュニアNISA 利用可能

取扱商品は、成年口座とほぼ同じです。国内株や投資信託はもちろん、IPOや米国株式の取引もできます。ただし、信用取引、先物・オプション取引はできません。

また、未成年口座をつくるには、親権者の方も楽天証券に口座開設をしている必要があります。まだ口座がない場合は、あわせて口座開設するようにしてください。

ツール・アプリ

楽天証券は、ツール・アプリが豊富に揃っています。

ツール マーケットスピード IIなど
アプリ iSPEEDなど

銘柄分析を簡単におこなえるツールや、取引の流れをスムーズにするアプリなど、投資家にとってうれしいツールやアプリがたくさん揃っています。ここでは、特におすすめのものをピックアップして、ご紹介します。

マーケットスピード II

マーケットスピードⅡ

(出典:楽天証券

マーケットスピード II」は、楽天証券が提供するパソコン用の取引ツールです。これを使えば、自宅のパソコンから、気になる会社の株価や日経平均、外国為替レート、ニューヨークダウのような各種金融情報をリアルタイムで自動的に確認することが可能です。

豊富な機能がありますが操作はシンプルで、株初心者からトレーダー、長期投資家まで、どんな投資家も強力にサポートしてくれます。楽天証券に口座解説すれば無料で使えるので、ぜひ一度試してみてください!

スマホアプリ

楽天証券が提供する投資関連アプリは以下のとおりです。

アプリ名 機能
iSPEED ・オリジナルの投資情報画面を作成できる
・知りたい情報をワンタップで閲覧できる
・最大2,000銘柄を「お気に入り」登録できる
・15種類のテクニカルチャートを表示できる
・「株アラート」機能で、売買チャンスを通知できる
・「検索」機能で、さくさく検索できる

アプリについては以下の記事も参考にしてください。

メリット・デメリット

メリット

  • 取引手数料が安い(1日の約定金額100万円まで無料)
  • 「いちにち信用」を使えば、売買にかかる手数料、金利・貸株料は無料
  • 外国株の取扱数が多い(6か国)
  • IPO株はコンピューターによる完全抽選方式なので、当選のチャンスがある
  • 単元未満株の買付手数料が無料
  • クレジットカード(楽天カード)を利用して投資信託の積立ができる
  • 高機能取引ツール「マーケットスピード II」が無料で使える

デメリット

  • 未成年口座の取引に手数料がかかる

楽天証券は、「取引手数料が安い」、「外国株の取扱数が多い」、「高機能取引ツールが無料で使える」など、メリットが豊富です。また、クレジットカード積立に対応しており、ポイントがもらえるのもうれしいですね。

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

口座開設から株取引までの流れ

証券会社の使い方が不慣れな方のために、口座開設から株の売買までサポートページを作成しました。実際の画面を使って解説していきますので、誰でもスムーズに進められます。

キャンペーン情報

楽天証券が現在実施しているキャンペーンをご紹介します。

マネーブリッジ

(出典:楽天証券

楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録すれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされます(~2024年4月30日まで)。詳しい手順は次のとおりです。

プレゼント内容 🎁1,000円
プレゼント
受取手順
楽天証券に口座開設
(楽天銀行の口座も同時開設できます)
②プログラムにエントリー
③マネーブリッジに登録
口座開設
締め切り
2024年4月30日まで
エントリー締め切り 2024年5月31日まで

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

楽天証券に口座開設する方法は、次の記事で詳しく解説しています。

その他のキャンペーン情報は下記でまとめています。

楽天証券のキャンペーン

楽天銀行のキャンペーン

楽天カードのキャンペーン

注)証券会社のサービスは日々変化しております。内容は予告なく変更されますので、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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